2022年で5度目の開催となるEDIX関西は、西日本を中心に小中高校、教育委員会、大学、塾・予備校、専門学校、幼保園等の職員や教員、企業の人事研修部門担当者等、教育に携わる人を対象にした教育分野の展示会。
会場では、現場が抱えるネットワーク等の環境整備、情報モラルの教育等、さまざまな課題に対応した製品やサービスのデモ体験や模擬授業を受けることができる。製品を一度に比較でき、現場での課題や情報交換も直接できる。
出展企業はおよそ140社。まず、GIGAスクール構想の実現に向けた課題に対応できる注目のサービス・製品を6点紹介する。注目製品1つ目は、学習状況をリアルタイムに把握できる授業支援アプリ「MetaMoJi ClassRoom」。まるで紙に書いているような感覚で編集でき、一斉学習・個別学習・グループ学習といった授業シーンにあわせて授業ノートを作成できる。
2つ目は、無線LANソリューション「Ruckus」。ネットワークに接続できないことによる負担を防ぎ、信頼できる無線LANネットワーク構築を実現する。3つ目は、アカウント管理ツール「School Shuttle」。MicroSoft Excelの操作だけで生徒アカウントの管理が一括で実行でき、学校単位で管理するので、セキュリティリスクが低減できる。
4つ目は、MicroSoftが提案するGIGAスクール対応Windows PC。高速起動と直感操作を実現し、子供が持てるサイズ・軽さや長時間持続のバッテリー、頑丈さ等の特長で学びをサポートする。5つ目は、学校現場で注意すべきポイントや対策をまとめた教材「教職員研修eラーニング」。情報セキュリティや個人情報、著作権の保護等のITリテラシーを学ぶことができる。6つ目は、クラウド型情報モラル教材「お助けネットクラウド」。学校内に限定した安全な環境で、コメントの投稿やリアクション、画像や標語の投稿等を体験できる。
次に、ICT教育の推進で必要性が増す「デジタル教材」の注目製品を4点紹介する。1つ目は、生徒ひとりひとりの教育指導に特化したデジタルドリル「まなブリッジドリル」。小～高各5教科をラインアップし、生徒ごとの学習実態のデータが取得できる。2つ目は、AI採点で英語4技能が学べるICT英語教材「ELST」。発音するとフィードバックが即時に表示されるので、英語学習に不可欠なアウトプットの練習を繰り返して行うことができる。
3つ目は、AIにより知識習得や記憶定着を可能とする学習アプリ「Monoxer」。習得させたい情報を取り込むだけで、必要な問題が自動生成される。4つ目は、オンライン環境でいつでも理科の実験・観察が可能なクラウドVRデジタル理科教材「QuestCloud」。タブレットやパソコン等を活用し、オンライン学習や自宅学習、電子黒板での対面学習に利用できる。
次に、深刻化する教員不足で進む教員の長時間労働を改善するための注目製品4点を紹介する。1つ目は、校内テスト特化型デジタル採点システム「YouMark Personal」。1クラスでも、先生1人でも運用可能。2つ目は、勤怠管理システム「勤怠先生」。学校の勤務体系にあわせて午前授業・部活動遠征・長期休み等の特殊な勤務形態に対応。時間外勤務時間を自動計算できる。
3つ目は、キャッシュレスの集金特化型スマホアプリ「Mobile EXPAY」。手計算の手間や、督促の電話、メール等の悩みを一気に解決できる。4つ目は、安心安全な一斉連絡サービス「sigfy」。一斉連絡・プリント配布・欠席遅刻連絡・アンケートをオンライン上で素早く実施できる。
このように会場では、さまざまな製品・サービスが展示される他、業界第⼀人者による全20講演のセミナーも予定している。当日は来場チケットがあれば、無料で入場できる。入場チケットおよび、セミナー参加は事前申込制。EDIX関西Webサイトから申込みを受け付けている。
◆第5回 教育総合展「EDIX関西」
会期：2022年6月15日（水）～17日（金）
時間：10:00～17:00
会場：インテックス大阪（大阪府大阪市住之江区南港北1丁目5−102）
対象：学校・教育関係者等
参加費：入場チケット持参で無料
申込方法：Webサイトから申し込む
※各セミナーもWebサイトから事前申込みが必要
