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活用事例募集「ICT夢コンテスト2025」豪華副賞も

 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)が主催する「ICT夢コンテスト2025」の募集が2025年6月1日に始まった。教職員、教育委員会、保護者、地域ボランティア、大学、企業などから、ICTを活用した教育の実践事例を広く募集し、優れた取組みを顕彰する。応募締切は9月30日。

イベント 教員
ICT夢コンテスト2025
  • ICT夢コンテスト2025
  • 受賞特典
  • 2024年度副賞(参考掲載)

 日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)が主催する「ICT夢コンテスト2025」の募集が2025年6月1日に始まった。教職員、教育委員会、保護者、地域ボランティア、大学、企業などから、ICTを活用した教育の実践事例を広く募集し、優れた取組みを顕彰する。応募締切は9月30日。

 ICT夢コンテストは、ICTを活用した教育の優れた実践事例を広く収集・共有することで、全国の教育現場でのICT活用をさらに推進することを目的とした日本教育情報化振興会主催のコンテスト。2025年度は最優秀賞となる文部科学大臣賞をはじめ、総務大臣賞やNHK賞など、計約30の賞で表彰を予定している。

 教育にICTを活用した実践であれば誰でも応募可能で、学校の教職員等であれば、GIGAスクール構想における授業実践およびカリキュラム開発、ICTを活用した効果的な授業、児童生徒の情報活用能力育成、ICT活用に関する校内教員研修、校務支援システムを活用した児童生徒指導、ICTを活用した保護者や地域への情報発信、学校運営・管理へのICT活用、ICTを活用した授業を行う教員に対する支援活動など。

 教育委員会・教育センター等であれば、GIGAスクール構想に関わる教員研修、ICT活用指導力等についての教員研修、学校でのICT活用推進活動などの実践事例など。保護者、地域のボランティア、大学、企業、NPO法人等であれば、学校の授業や行事に対するICTを活用した支援活動、地域未来塾などICTを活用して地域で子供たちの教育を行う活動などを広く募集する。

 2024年度の受賞事例をみると、最優秀賞となる文部科学大臣賞の学校部門は、つくば市立みどりの学園義務教育学校の大山翔教諭の実践事例「AIが書いた絵は本当か!?時空を超えろ!与謝蕪村が見た月はどんな月?」。文部科学大臣賞 地域部門は、立命館守山中学校・高等学校とインパクトラボが共同応募した実践事例「メタバースや生成AIを活用して、新たな対話の場を創る『デジタル保健室』」が受賞している。

 例年、入賞者には選べる豪華副賞も用意される。たとえば2024年度の副賞は、液晶テレビやデジタルカメラ、デジタル顕微鏡、ビデオカメラ、パソコン、プログラミング教材、ドローン、VRヘッドセット、PCモニターとなっている。

 応募は、募集条件を確認のうえ、応募フォームより実践事例ファイル(応募用紙、Word文書)をアップロードする形式で受け付ける。実践事例は「実践事例フォーマットファイル(応募用紙)」(Word文書)に記述し、「実践事例サマリ(要約文)」(200文字~300文字)を用意しておくこと。なお、申込みは9月30日までとなるが、スムーズな審査のために、早めの応募を呼び掛けている。

 入賞内定発表は2025年11月下旬ごろ、JAPET&CECのWebサイトで発表予定。表彰式は2026年3月6日、教育DX推進フォーラム(会場:国立オリンピック金念青少年総合センター)にて行われる。

◆ICT夢コンテスト2025の概要
募集期間:2025年6月1日(日)~9月30日(火)
対象:全国の学校教職員、教育関連団体、家庭・地域・大学・企業・NPO法人など
入賞内定発表:2025年11月下旬ごろ
表彰式:2026年3月6日(木)

《川端珠紀》

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