全国の私立大学594校の53.2%にあたる316校で、2025年度入学者が定員に満たない定員割れとなったことが2025年8月8日、日本私立学校振興・共済事業団の調査で明らかになった。過去最多だった前年度59.2%からは、やや改善がみられた。
先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2025年8月18日、「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」夏休みスペシャルの配信を公開した。聖徳学園中学・高等学校の品田健先生、未来教育デザインの平井聡一郎氏をゲストに迎え、座談会形式で学校管理職について迫る。
2025年9月13日、Google for Education主催の「GIGAスクール構想第2期セミナー」がYouTubeで配信される。このセミナーでは、クラウドを活用した効果的な振り返りをテーマに、教育現場での実践事例や指導のポイントが紹介される。
文部科学省が行っている官民協働のオールジャパンで取り組む「EDU-Portニッポン」は、「教育協力ウィーク2025」にて「日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)×アフリカの教育課題の今とこれから」というテーマでセッションを開催する。参加登録はWebサイトより行う。登録締切は9月3日。
青森県教育委員会は2025年8月8日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の通過者(合格者)を公表した。第一試験通過者(合格者)は596人。採用見込数315人に対する第二次試験競争率は1.9倍となった。
北海道教育委員会は毎年、今後3年間の具体的な高校配置計画を示した計画案を公表している。2026年度は芦別など3校を地域連携校とするほか、ニセコ国際高校を新設。2027年度は北見商業などで学級数減、2028年度は釧路商業と釧路明輝の再編統合などを計画している。
キャリア協育アクション推進コンソーシアムは、2025年9月29日に協育アクションフォーラム「“協育”で挑む、2030年代の社会を創る人づくり」を開催する。今回のフォーラムでは、上智大学の奈須正裕教授と東明館学園の神野元基理事長が講演を行い、教育の未来について議論する。
大阪市教育委員会は2025年8月14日、2025年度(令和7年度)学校事務職員の臨時的任用職員および任期付職員の登録者募集を発表した。必要書類を提出すると名簿へ登録され、育休や年度途中の退職などで欠員が生じた場合に選考が行われる。
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年8月15日の記者会見を行い、全国の私立大学の半数が定員割れと判明した日本私立学校振興・共済事業団調査や、科学研究のベンチマーキング2025の結果について分析・見解を述べた。また広陵高校の甲子園2回戦辞退で、SNSで誹謗中傷が飛び交っているとし懸念を示した。
千葉県教育委員会は2025年8月15日、会計年度任用職員(非常勤職員)の募集を開始した。企画管理部教育政策課における統計調査の補助業務で、任期は10月20日から12月19日。希望者は応募書類を郵送または持参により提出する。なお、募集は2025年8月15日時点の情報であり、応募状況により締切りとなる場合がある。
GMOメディアは、AIを活用した教育DXサービス「コエテコStudy byGMO」において、高等学校科目「情報Ⅰ」の対応教科書会社を2社から4社へ拡充した。これにより、全国シェア8割以上の教科書を網羅し、多くの高等学校で利用可能となった。
ミカサ商事は、2025年8月23日に教職員向けICT活用セミナー「Google Gemini を『使う』から『育てる&任せる』へ ~自動化された個別学習を組み込むポイントとは~」をオンラインで開催する。スクールエージェント代表取締役の田中善将氏が講師を務め、無料で参加できる。
NIJINが運営する『先生コーチ』は、オンラインイベント「海外で教えるという選択肢──日本人学校で拓く、教師のキャリアと可能性」を2025年8月25日に開催する。登壇者は東京都公立小学校教員であり、元クアラルンプール日本人学校教員の門野幸一氏。彼の経験を通じて、日本人学校での勤務が教師のキャリアにどのような影響を与えるかを探る。
2025年8月20日から22日にかけて、TICAD9併催イベント「TICAD Business Expo and Conference」においてJapan Fairが開催される。日本企業の技術やサービスを、アフリカ各国の首脳・閣僚や財界リーダーに向けて発信する。会場はパシフィコ横浜、参加登録はWebサイトより行う。
先週(2025年8月12日~8月15日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。全国学力テストの調査結果を授業に生かすアイディア例、教員採用競争率Top10、全国47都道府県の私立中学・高校の教職員募集情報などのニュースがあった。また、8月18日以降に開催されるイベントを3件紹介する。
学校に寄せられる相談「紙の宿題に戻してほしい」について、クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、対応する際のポイントを聞いた。