鹿児島県教育委員会は2025年6月3日、2026年度（令和8年度）鹿児島県公立学校教員等採用選考試験の出願状況を発表した。出願者数は1,136人で、出願倍率は前年度比0.03ポイント減の2.14倍となった。
2026年度鹿児島県公立学校教員等採用選考試験は、4月1日から出願を受け付け、4月30日に締め切った。採用予定者数530人程度（小学校第2・3希望枠を含む）に対し、出願者数は前年度より56人少ない1,136人。出願倍率は前年度比0.03ポイント減の2.14倍となった。
おもな校種別の出願者数（出願倍率）は、小学校269人（1.22倍）、中学校308人（2.05倍）、高等学校283人（5.15倍）、特別支援学校89人（1.53倍）、養護教諭99人（3.54倍）など。小学校は採用予定220人程度に対し、出願が前年度比39人減、中学校は150人程度に対し10人減、高校は55人程度に対し22人減など、前年度を下回る出願者数となった。
一方、大学3年生以上を対象とする「教職教養チャレンジ試験」は、小学校157人と前年度を45人上回った。今回から対象となった中学校は70人、特別支援学校は10人が出願した。合格者は、次年度（2027年度）試験での「教職教養」が免除となる。
2026年度の1次試験は6月15日、1次試験の結果発表は7月11日（予定）、2次試験は8月1日～13日に実施し、合格発表を9月5日（予定）に行う。
