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北海道の教員採用、志願倍率2.1倍…札幌市3.7倍

 北海道教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願状況を公表した。志願者数は北海道採用希望が137人減の2,195人、倍率2.1倍。札幌市採用希望が前年度比48人増の1,298人で倍率3.7倍となった。

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令和8年度(2026年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査志願者の状況
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 北海道教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の志願状況を公表した。志願者数は北海道採用希望が137人減の2,195人、倍率2.1倍。札幌市採用希望が前年度比48人増の1,298人で倍率3.7倍となった。

 2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査は、4月7日から5月1日まで出願を受け付けた。北海道採用希望には、全体で2,195人が出願。前年度の2,332人から、137人減少した。採用予定数1,065人程度に対する志願倍率は2.1倍。

 北海道採用希望の受検区分別の志願者数(併願者は第1希望の人数を記載)は、小学校が前年度比69人減の400人、中学校が前年度比3人増の778人、高等学校が前年度比28人増の565人、特別支援学校が前年度比24人減の80人、養護教諭が前年度比68人減の299人、栄養教諭が前年度比7人減の73人。中学校と高等学校以外の区分で減少となった。

 実施要項に記載の採用予定数(小学校350人程度、中学校300人程度、高等学校243人程度、特別支援学校122人程度、養護教諭40人程度、栄養教諭10人程度)から算出した志願倍率は、小学校1.1倍、中学校2.6倍、高等学校2.3倍、特別支援学校0.7倍、養護教諭7.5倍、栄養教諭7.3倍。

 一方、札幌市採用希望には、全体で前年度比48人増の1,298人が出願。採用予定数352人程度に対する志願倍率は3.7倍。受検区分別の志願者数は、小学校・幼稚園が前年度比9人増の478人、中学校・高等学校が前年度比30人増の603人、特別支援学校が前年度比6人減の92人、養護教諭が前年度比9人増の87人、栄養教諭が前年度比6人増の38人。

 実施要項に記載の採用予定数(小学校・幼稚園170人程度、中学校・高等学校120人程度、特別支援学校50人程度、養護教諭9人程度、栄養教諭3人程度)から算出した志願倍率は、小学校・幼稚園2.8倍、中学校・高等学校5.0倍、特別支援学校1.8倍、養護教諭9.7倍、栄養教諭12.7倍。

 今後、6月15日に第1次検査として教養検査、専門検査(マークシート式)、を実施し、7月18日に結果を発表。8月1日から3日に第2次検査として面接検査や実技検査などを行い、9月26日に結果を発表する。

《川端珠紀》

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