GIGAスクール構想関連
ICT環境整備に取り組む学校や自治体を支援する新サービス
ProVision(プロビジョン)は2021年6月21日、GIGAスクール構想実現に向けてICT環境整備に取り組む学校や自治体を支援する「GIGAスクールキッティング(導入支援)サービス」の提供を開始した。端末選びから使い方まで全面的に支援する。
GIGA端末、本来の意図が保護者に浸透していない…第2回調査協力者会議
文部科学省初等中等教育局情報教育・外国語教育課による第2回GIGAスクール構想に基づく1人1台端末の円滑な利活用に関する調査協力者会議が2021年7月14日に開催された。会議の模様を紹介する。
Libry、凸版印刷の学習システム事業と業務提携…コンテンツ拡充
デジタル教材プラットフォーム「Libry」を提供するLibryは、凸版印刷と2021年6月18日に資本業務提携を締結。この締結に基づき、凸版印刷の小中学校向けデジタル教材「navima」のコンテンツ拡充や、学習履歴のデータ連携、両社の教育分野における新たな連携を推進する。
AI時代の教育の実践、情報教育セミナー8/10
学習情報研究センターは2021年8月10日、情報教育セミナー2021を開催する。新型コロナウイルス感染拡大防止のため会場とオンラインで行われる。参加費は無料。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
書籍「GIGAスクール構想で進化する学校、取り残される学校」発売
教育開発研究所は2021年8月30日、平井聡一郎氏らによる著書「GIGAスクール構想で進化する学校、取り残される学校」を発売する。ICT機器を活用して、各学校が目指す教育の実現方法を探る。7月26日現在、購入予約を受け付けている。
都教委、企業や大学と連携…1人1台端末活用を支援
東京都教育委員会は2021年7月21日、企業・大学・専修学校等と連携して都内公立小中学校の1人1台端末の活用を促進する取組みを行うと発表した。東京学芸大学、日本マイクロソフト等と連携し、児童・生徒の端末操作、教員の教材作成等を技術的に支援していく。
1人1台端末整備、すでに約2割の子供がトラブルを経験
GIGAスクール構想で配備された1人1台端末の利用において約2割の子供がすでにトラブルを経験していることが、トレンドマイクロが実施した「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」より明らかになった。
【クレーム対応Q&A】マイPCを学校に持参したい
2021年7月現在では、日本中のほとんどの自治体でタブレット/PCの学校への配布は完了しています。そういった中で問題になってくることが、「GIGAスクール構想で配布された端末のスペックが低くて使いづらいので、自宅の端末を代わりに持っていきたい」ということです。
イベント関連
「高校生対象AI授業」先生向け体験会8/5…情報の通常授業から特別講座にも
リシードと日立システムズは「Virtual 教育ICT Expo 2021」の一環として2021年8月5日、高校生向け「AI出前授業」の教員向け体験会をオンラインで実施する。
ボーネルンド、教育・保育関係者向けオンラインセミナー8/6・7
ボーネルンドは2021年8月6日と7日、子供の発達やあそびの役割について学べる保育・教育関係者向けオンラインセミナーを開催する。参加費は8月6日が無料、8月7日が4,000円(税込)。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
キリロム、“グローバル教育”テーマに9セッション…8月
2021年8月9日~11日の3日間にわたり開催される「キリロムグローバルフォーラム2021夏」において、「グローバル教育」をテーマに9つのセッションが実施されることが決定した。
グーグル、教育関係者向け夏休み特別オンラインセミナー8月
Google for Educationは2021年8月、教育関係者を対象とした「Google for Education オンラインセミナー 夏休み特別シリーズ」を開催する。参加費は無料。事前登録制となっており、参加登録はWebサイトにて受け付けている。
オンライン事例報告会「ICTを活用した学びの個別最適化」8月
スタディプラスが運営する「Studyplus for School」は2021年8月、「ICTを活用した学びの個別最適化」をテーマとした事例報告会(全5回)をオンラインにて開催する。参加無料。
学校関係者対象「グーグルワークスペースであそぼう」鎌倉で8月
電算システムとどこがくは2021年8月17日、学校関係者向けイベント「Google Workspaceであそぼう~謎解きは『はじまる学び場。』で~」を開催する。参加無料・事前申込制。
文科省、国際バカロレア推進シンポジウム8/28・29オンライン
文部科学省は2021年8月28日と29日、第6回国際バカロレア推進シンポジウムをオンラインで開催する。テーマは「国際バカロレア教育で、学校・地域・社会が変わる」。参加費は無料。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
ナガセ、高校教員向け「夏の教育セミナー」オンラインで8・9月
東進ハイスクール・東進衛星予備校を運営するナガセは、日本教育新聞社とタッグを組み、高校教員向け「第8回 夏の教育セミナー」を開催する。今回は2テーマ・2日程にパワーアップ。8月と9月にWebセミナー形式で行われる。
障害児の学習支援「魔法のプロジェクト」事例紹介セミナー9月
ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは2021年9月18日と23日、ICTを活用して障害児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021~魔法のMeasure~」の協力団体の取組事例等を紹介するセミナーをオンラインで開催する。
テーマは南極、GIGAスクール特別講座9/7参加校募集
文部科学省は国立極地研究所と連携して、「GIGAスクール特別講座 ~南極は地球環境を見守るセンサーだ!~」を開催する。Zoom参加の対象は中学校、YouTube視聴の対象は小・中・高校等。Zoomでの参加申込はWebサイトにて受け付けている。
1人1台端末活用を考察、教育関係者向けオンラインセミナー9/11
日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は2021年9月11日、2021年度 情報教育対応教員研修全国セミナーとしてGIGAスクール実践研究プロジェクトオンラインセミナー「1人1台端末×日常的活用」を開催する。参加費は無料。参加申込はWebサイトにて受け付けている。
JASSO「インターンシップ専門人材セミナー基礎編」9/17オンライン開催
日本学生支援機構(JASSO)は2021年9月17日、2021年度「インターンシップ専門人材セミナー ~基礎編~」をオンライン開催する。対象は、大学等でインターンシップ等のキャリア教育に携わる教職員およびインターンシップに関心のある教職員。
国際教養大、小中高生向けプログラム参加校募集
国際教養大学は、小学生のための異文化理解教育プログラムと、中高生のためのオンライン英語研修プログラムの参加校・参加団体を募集している。実施期間は2021年11月から2022年3月。いずれも日程は応相談。
文部科学省関連
表情が見える透明マスク、教育現場の活用検討
文部科学省は2021年7月16日、教育現場において教師の表情が見えやすい透明マスクの活用を検討していることを明らかにした。7月14日と15日には、聴覚特別支援学校と幼稚園で効果検証を実施。参考になる検証結果を広く共有し、指導の充実に活用したいとしている。
小学生の8割がいじめ被害経験あり、国立教育政策研究所
小学生の8割が暴力をともなわないいじめ被害の経験者であることが2021年7月16日、国立教育政策研究所が公表した生徒指導支援資料7「いじめに取り組む2」から明らかになった。加害、被害経験ともに減少傾向にあるものの、小学生の加害経験率は69%であった。
全国学力テスト、2024年度から順次CBT化…WG最終まとめ
文部科学省は2021年7月16日、全国学力テストのオンライン化を検討するワーキンググループの最終まとめを公表した。2024年度から順次CBT化し、児童生徒の質問紙調査はオンラインによる回答方式を全面導入。教科調査は中学校から先行導入するとしている。
教室面積、新しい学びに対応したゆとりある空間へ
文部科学省は2021年7月16日、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について有識者会議による中間報告案を公表した。ICT活用等により学びのスタイルが変容し、現状の教室面積では空間的な余裕がないとして、ゆとりのある教室を整備するよう求めている。
記述式や英語検定、大学入試改革の提言ポイント解説…旺文社
旺文社教育情報センターは2021年7月16日、「『入試のあり方会議』提言をサマリーで正確に読む!」をWebサイトに掲載した。記述式や英語外部検定等、文部科学省の有識者会議が出した提言について、重要ポイントをまとめている。
文部科学白書2020、コロナ禍の取組み等を特集
文部科学省は2021年7月20日、2020年度(令和2年度)「文部科学白書」を公表した。特集では、コロナ禍における文部科学省の取組みや「令和の日本型学校教育」等を紹介している。今後、参考資料や特集の解説動画等も公開される予定。
教員免許更新制「ただちに廃止を」全教が署名提出
全日本教職員組合は2021年7月21日、教員免許更新制の廃止を求める約3万5,000筆の署名を集め、文部科学省に提出した。更新講習受講が教員の負担となっており、更新手続きミスによる「うっかり失効」等の問題が生じているとして、免許更新制を廃止するよう求めている。
小学5・6年生「体育」等4教科担任制へ
文部科学省の有識者会議は2021年7月21日、小学校高学年からの教科担任制のあり方について、外国語と理科、算数、体育の4教科を優先的に専科指導の対象とする報告書案を公表した。
視力1.0未満の小中学生、過去最多を更新…学校保健統計調査
文部科学省は2021年7月28日、2020年度(令和2年度)学校保健統計調査(確定値)の結果概要を公表した。裸眼視力が1.0未満の割合は、小学校37.52%、中学校58.29%で、過去最多を更新。肥満傾向児は、高校1年生を除く各学年で前年度より上昇した。
抗原簡易キット約45万回分寄附、希望する大学・高校等に配布
文部科学省は2021年7月29日、新型コロナウイルス感染症の抗原簡易キットの製造販売を行う富士レビオから抗原簡易キットの寄附を受けたことを発表した。希望する大学、高等専門学校、専修学校、高校、中等教育学校、特別支援学校、日本語教育機関、外国人学校に配布する。
学校図書館…年間貸出冊数は小学校49冊、中学校9冊
文部科学省は2021年7月29日、2020年度(令和2年度)「学校図書館の現状に関する調査」の結果を公表した。公立学校図書館における1人あたりの年間貸出冊数は、小学校49冊、中学校9冊、高校3冊。中学校になると貸出冊数が激減し、学校段階が上がるにつれて少なくなっている。
小学校高学年の教科担任制、外国語等4教科を優先
文部科学省は2021年7月、義務教育9年間を見通した教科担任制の在り方について検討会議による報告書を公表した。外国語、理科、算数、体育が優先的に専科指導の対象とすべき教科とされている。
大学入学共通テスト2025、記述式と英語検定の導入断念を表明
文部科学省は2021年7月30日、大学入学共通テストにおける英語民間検定試験と記述式問題の導入断念を正式に表明した。記述式問題の出題および英語成績提供システムに係る方針を定めた大学入学共通テスト実施方針は廃止する。