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アップル共同創業者開発STEAM教育コンテンツ「Woz ED」日本上陸

 教育コンサルティングを手がけるグローバルスカイ・エデュケーションは、アップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックが開発したプログラミング教育プラットフォーム「Woz ED」を、2021年7月1日より日本で初展開する。

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スティーブ・ウォズニアックとWoz EDに取り組むようす(イメージ)
  • スティーブ・ウォズニアックとWoz EDに取り組むようす(イメージ)
  • 開発者のスティーブ・ウォズニアック
  • Woz ED
  • カリキュラムの紹介
 教育コンサルティングを手がけるグローバルスカイ・エデュケーション(GSE)は、アップル共同創業者のSteve Wozniak(スティーブ・ウォズニアック)が開発したプログラミング教育プラットフォーム「Woz ED(ウォズ・エド)」と国内独占パートナーシップを締結。2021年7月1日より、中学生から社会人を対象とした5つのカリキュラムを日本で初展開する。

 近年、日本のデジタルリテラシーの低さが浮き彫りとなり、実践に生かせるIT人材が圧倒的に不足しているという大きな課題が明確になっている。GSEは、大きく変容する社会の中で飛躍できるIT人材の育成と社会課題の解決を目指し、今回「Woz ED」プログラムの日本展開を決定した。

 スティーブ・ジョブズと共にアップルを創業したスティーブ・ウォズニアックは、“Woz”の愛称で知られており、子供から大人まで広くプログラミングに親しんでもらいたいとの思いから「Woz ED」を開発。天才技術者がシリコンバレーで培った経験やノウハウを生かし、理想的なデジタル教育を具現化したプログラムとなっており、「コーディング」「エンジニアリングとデザインプロセス」「AR/VR」「人工知能」「データサイエンス」の5つのカリキュラムを用意している。

 「Woz ED」は、いずれも「STEAM教育」の手法を取り入れており、現在米国22州3,500校以上の公共教育機関で採用されているという。プログラミング言語を学習して使えるようになることに加えて、プログラミングの基礎の習得にも重点を置いたプログラム。プログラミング演習用に1人1体のスターターキットを配布し、受講者全員に実践的な学習機会を提供。実際に制作しながら実践的な学習ができ、グループワークで課題解決力を養うこともできる。今の時代に必須のデジタルリテラシーや、主体性を持って新しい価値を生み出す力、論理的思考や創造的思考を身に付けることができるプログラムとなっている。

 対象は中学生、高校生、大学生、社会人。提供形式はリアル、またはオンライン×リアルのいずれか。使用言語も日本語、英語から選択できる。詳細はWebサイトで確認できる。

◆Woz ED
対象:中学生、高校生、大学生、社会人
期間:1週間~半年(短期集中プログラムも可能)
目的:デジタルキャリアの準備もしくはデジタルリテラシーの養成等
提供形式:リアル、オンライン×リアル
使用言語:日本語、日本語×英語、英語
《畑山望》

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