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スクールタクト、小学校での「自己調整学習」学ぶイベント…8/24・27

 スクールタクトは2025年8月24日と27日、現役の小学校教諭による「自己調整学習」をテーマにしたオンラインイベントを開催する。24日は、7月に自己調整学習に関する書籍を出版した白杉亮先生が登壇。27日には授業で自由進度学習を実践する山下楓馬先生が事例紹介する。

イベント 教員
8月24日開催:シン・自己調整学習~理解を「深」めて「真」の自己調整学習を目指そう
  • 8月24日開催:シン・自己調整学習~理解を「深」めて「真」の自己調整学習を目指そう
  • 8月27日開催:「対話する教室」の自由進度学習ー自己調整力を高める授業ー

 スクールタクトは2025年8月24日と27日、現役の小学校教諭による「自己調整学習」をテーマにしたオンラインイベントを開催する。24日は、7月に自己調整学習に関する書籍を出版した白杉亮先生が登壇。27日には授業で自由進度学習を実践する山下楓馬先生が事例紹介する。

 近年注目されている「自己調整学習」。目標設定から学習方法の選択、進捗状況の管理まで、学習者が主体的に関わる学習方法を指すが、実際の教育現場では「授業の中で子供が自ら選択する場面があればいいのか?」「丸投げとは違うの?」と疑問に思うケースも少なくないという。

 8月24日のイベントには、東京都公立小学校教諭で、小学生から自己調整を「目指す」授業を実践する白杉先生が登場。7月に出版した書籍「自己調整につながる学習理論をビジュアルでまとめました」の中で紹介している学習理論や関連する事例、スクールタクトの活用方法や子供たちの変化などについて伝える。

 また、8月27日は、子供たちの将来の幸せのために自分で自分の学びをコントロールすることができるようになってほしいとの思いから、6年生の授業で「自由進度学習」を実践している愛媛県西条市の公立小学校教諭・山下先生が登壇。「子供たちの自己調整力を高める授業」をテーマに、算数や国語の授業での自由進度学習の実践事例やスクールタクトの活用方法、子供たちに学びを委ねていく際の手綱の渡し方、子供たちが自己調整力を育むための工夫などについて詳しく解説する。

 また、山下先生のクラスでは、子供たちが日常的にチームで動き、チームで学習する、「対話する教室」を目指して活動しているという。「対話する教室」での自由進度学習とはどのようなものなのか。自己調整学習に関心のある先生や、自己調整につながるような授業のヒントがほしいという先生、学習者主導の授業や、子供に委ねる学び、子供たちの対話や学び合いに関心のある先生などにお勧めのイベント2本となっている。

 いずれもイベントは90分間を予定。質疑応答や参加者との意見交換などの時間も設ける。参加無料、事前申込制。申込みはスクールタクトのWebサイトで受け付けている。

◆シン・自己調整学習~理解を「深」めて「真」の自己調整学習を目指そう
日時:2025年8月24日(日)10:30~12:00
形式:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
申込方法:スクールタクトのWebサイトから申し込む
登壇者:東京都公立小学校教諭・白杉亮先生

◆「対話する教室」の自由進度学習ー自己調整力を高める授業ー
日時:2025年8月27日(水)17:00~18:30
形式:オンライン開催(Zoom)
参加費:無料
申込方法:スクールタクトのWebサイトから申し込む
登壇者:愛媛県公立小学校教諭・山下楓馬先生

《畑山望》

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