プログラミング学習サービス「CODEGYM」を提供するLABOTは2021年5月13日、米国のハーバード大学がオンラインで無償公開しているプログラミング・コンピュータサイエンス入門講座「CS50」を日本語に翻訳したWebサイト「CS50.jp」を公開した。 CS50’s Introduction to Computer Scienceは、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学が共同で設立したオンラインコースプラットフォーム「edX」上で公開されている講座。ハーバード大学の学生向けに展開されている CS50 というコンピュータ・サイエンス入門講義の内容が、オンラインで無償公開されている。 LABOTはコロナ禍等、大学キャンパスの環境が不安定な中で、経済的事情や家庭環境に関わらず、多くの「学びたい意欲のある学生」が良質な教材に母国語でアクセスできるようにしたいという思いから、CS50が定めるクリエイティブ・コモンズ ライセンスに準拠する形で日本語版の翻訳作業を行い、そのライセンスに基づいて日本語版コンテンツのすべてを無償公開した。 LABOTは、この翻訳コントリビューターとしての発起人および参画に先立って、コロナ禍における学び・進路などに影響を受けた高校生・大学生に対し、協賛スポンサーの協力のもと、非営利でのプログラミング教育支援プログラム「CODEGYM Academy 2021年コロナ学生緊急支援」を発表。5月15日の初回授業は同教材を使って行われる。