先週(2026年5月18日~22日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。中学生の端末利用・5割以上が「ほぼ毎日」、教員同士の結婚・夫婦円満の秘訣とは、教員免許に「強み専門性」付記へなどのニュースがあった。また、5月25日以降に開催されるイベントを8件紹介する。
教育ICT関連
英語教育AI活用事例集、文科省が公開…326校の実践
文部科学省は、「AIの活用による英語教育強化事業」に基づき、全国の小・中・高等学校、特別支援学校における生成AIや英語学習アプリの具体的な活用事例をまとめた事例集を公開している。全国のモデル校における多様な実践事例を掲載している。
NIERとROIS、教育データサイエンス推進で連携協定
国立教育政策研究所(NIER)と大学共同利用機関法人情報・システム研究機構(ROIS)は2026年4月27日、教育分野におけるデータサイエンスの推進に資する連携協力協定を締結した。データ駆動型の教育実現を目指し、共同研究や教育データ基盤整備などで連携を進める。
教員同士の結婚、夫婦円満の秘訣とは…Teacher’s[Shift]
先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2026年5月18日、「Teacher’s[Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」第268回を公開した。東京学芸大学附属小金井小学校の小池翔太先生をゲストに迎え、教員同士夫婦の円満の秘訣に迫る。
中学生の端末利用、5割以上が「ほぼ毎日」…教育ネット調査
教育ネットは2026年5月15日、「ネット利用における実態調査」の結果を公表した。学校でのパソコンやタブレットなどの端末利用は、中学生の5割以上が「ほぼ毎日」と回答し、週数回以上利用する生徒は9割を超えるなど、端末を活用した学習が定着しているようすがうかがえる。
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文部科学省関連
大学の新たな評価制度案、学部ごと4段階…インセンティブやペナルティも
文部科学省は2026年5月21日、中央教育審議会の第11回教育・学習の質向上に向けた新たな評価の在り方ワーキンググループを開き、大学など高等教育機関の新たな評価制度案を公表した。学部ごと「3つ星」「2つ星」「1つ星」「要改善」の4段階で評価する案を示している。
東証アローズで決勝、小中高生の起業家教育プレゼン募集
ValuesFusionは、小学生・中学生・高校生を対象としたアントレプレナーシップを育むプレゼンテーション大会「8回目スタートアップJr.アワード2026」の開催を決定し、2026年5月21日よりプレエントリーの受付を開始した。決勝大会は2027年3月6日に東京証券取引所「東証Arrows」で開催される。
部活動の地域展開や東大「五月祭」爆破予告に言及…文科相5/19会見
文部科学省の松本洋平大臣は2026年5月19日の会見で、部活動の地域展開にともなう保護者負担や、部活動の移動時の安全対策、東京大学「五月祭」で発生した爆破予告事案への受け止めなどについて見解を示した。また「ISEF 2026」での日本代表の活躍に賛辞を贈った。
文科省、部活動の遠征安全を通知…シートベルト着用など徹底
文部科学省は2026年5月19日、部活動の遠征等における安全確保について留意点等を通知した。部活動の移動も含めた校外活動時の安全確保などについてまとめている。顧問の教師等任せにせず、所管する教育委員会など学校の設置者や学校組織全体で対応にあたることを求めている。
クマ出没増加、学校に安全確保要請…文科省
文部科学省は2026年5月15日、全国でクマの目撃情報が相次いでいることを受け、全国の教育委員会などに対し、児童生徒の安全確保を呼びかける通知を出した。各地域の実情に応じた具体的な安全教育の徹底を促すとともに、被害事例を踏まえた適切な対応を求めている。
文科省Q-LEAP、東北大を高校生向け人材育成で採択
文部科学省は2026年5月15日、「光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)」における人材育成プログラム領域(課題A・B)の採択結果を発表した。高校生向け人材育成プログラム(課題A)には、東北大学が代表機関として採択された。
高校教育改革の先導拠点、2県6校を採択…文科省
文部科学省は2026年5月15日、2025年度(令和7年度)「産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業」採択結果を発表した。第2回申請期限分(3月31日締切)では富山、静岡の2県の計6校が改革先導拠点に選ばれた。
文科省採用試験「一般職相当・係長級」募集開始…説明会6/24
文部科学省は2026年5月18日~7月5日まで、2026年度「選考採用(一般職相当・係長級)夏」の申込みを受け付ける。民間企業などの職務経験をもつ人材を広く募集する。オンライン説明会は6月24日に開催する(事前申込制)。
高校改革基金の採択結果、町田市の虐待事案の見解など…文科相5/15会見
文部科学省の松本洋平大臣は2026年5月15日の会見で、高校教育改革促進基金の第2回申請について、富山県の2拠点、静岡県の4拠点を採択したと報告した。一方、東京都町田市で発生した虐待事案をはじめ、子供の安全に関わる問題についても見解を述べた。
教員免許に「強み専門性」付記へ…中教審WG案
文部科学省は2026年5月14日、中央教育審議会の教職課程・免許・大学院課程ワーキンググループで「今後の教職課程や教員免許制度の在り方について(二次まとめ)案」を示した。教員の多様な専門性を可視化するよう、免許状に専門分野を付記する方針などが示された。
イベント関連
脳科学者の川島隆太氏が解説「デジタル化社会で子供をどう育むか」セミナー配信
スタディラボは、2025年12月に配信したセミナー「デジタル化社会の中で子ども達をどう育むか」のアーカイブ配信を2026年6月2日から6月5日までの4日間、オンラインで無料実施する。脳科学者の川島隆太氏が、デジタル化社会における子供の育み方を脳科学の視点から解説する。
生成AI時代の情報活用能力を考えるウェビナー6/3…ミライシード
ベネッセコーポレーションは2026年6月3日、ミライシードの特別セミナーとして「生成AI時代の情報活用能力と学びのデザインウェビナー」を開催する。生成AI活用が進む中、これから求められる情報活用能力や授業設計について考える。参加無料、事前申込制。
英語教育クロスリンクフォーラム「AIと英語教育」6/27
朝日出版社と英語教育クロスリンクフォーラム組織委員会は2026年6月27日、東京・市ヶ谷のビジョンセンター市ヶ谷にて「英語教育クロスリンクフォーラム」の第1回講演会を開催する。共通テーマは「AIと英語教育」。参加費は1人1,100円(税込)で、定員は約100名。
学校で使える生成AI活用ワークショップ5/31…オンライン
北海道教育大学未来の学び協創研究センターは2026年5月31日、第34回セミナー「夜開催!学校で使える生成AI活用ワークショップとデジタル基盤教育の展望」をオンラインで開催する。対象は、現職教員・教員志望学生・教育関係者。参加費無料、定員100名。
朝日出版社×旺文社、高校英語教員セミナー6/20より全3回
朝日出版社と旺文社は、高校英語教員を対象としたセミナー「2026年度 高校英語教育セミナー」を全3回の日程で開催する。第2回・第3回はオンライン配信も実施。リアル会場は東京または大阪で開催される。参加無料、事前申込制。定員は各会場50名、オンラインは100名。
プログラミング教育展示会「コエテコEXPO 2026」6/15-17
プログラミング教育展示会「コエテコEXPO byGMO 2026」が2026年6月15日~17日にかけてオンラインと対面で開催される。6月15日と16日はオンラインで、17日はリアル会場で実施。生成AI時代の教育実践や教室運営の課題解決に直結するノウハウを提供する。
文科省「Mext×Funds Forum」6/29…教育×産業界が交流
文部科学省は2026年6月29日、教育や研究、スポーツ・文化で新たな挑戦を目指す現場と、それを支える産業界が一堂に会する交流イベント「Mext×Funds Forum 2026」を同省東館3階第1講堂にて開催する。参加費無料、事前申込制。
超教育協会、先端技術など3部門で取組み募集…8/31締切
超教育協会は、教育の革新的な取組みを表彰する「Innovative Learning Awards 2026」の応募を2026年8月31日まで受け付けている。先端教育、教育イノベーション、学習空間デザインの3部門を設け、学習者を中心に据えた新しい学習環境の創造を目的としている。
その他
「ReseEd公式LINE」を開設、教育関係者に向けて最新ニュースや実践事例を配信
イードの教育業界向けメディア「ReseEd(リシード)」は、教育現場や教育関連業務に携わる方々に向けて、最新ニュースや取材レポートをより手軽に受け取れる「ReseEd公式LINEアカウント」を開設した。
教育分野の認証基盤、成果報告書を公表…デジタル庁
デジタル庁は2026年5月12日、2025年度教育分野の認証基盤に関する調査研究の成果報告書をWebサイトに掲載した。中学校から高校への指導要録・健康診断票のデータ連携、大学における卒業証明書や成績証明書の電子発行をユースケースとして取り上げ、手法や課題を検証している。
【EDIX2026】学びはどう変わるのか? 現地で見えた教育テクノロジーの最前線
2026年5月13日から15日までの3日間にわたって、教育分野における日本最大級の展示会「EDIX(エディックス)東京」が東京ビッグサイト 東展示棟で開催された。会場のようすをレポートする。
【大学入学共通テスト2027】試験日程は?教科・科目・時間割ほか受験スケジュールと注意事項(まとめ)
2027年度(令和9年度)大学入学共通テスト(旧センター試験)は2027年1月16日(土)および17日(日)に実施される。出題教科・科目や出題方法、時間割、出願手続きなど、受験生と保護者が押さえておきたい基本情報をまとめた。新たな情報が公表され次第、随時更新する。







