みんなのコードは2026年5月8日、日本女子大学附属中学校と共同で、中学校の技術・家庭科技術分野(情報領域)の指導案および授業スライドを開発し、公開したと発表した。
みんなのコードと日本女子大学附属中は、2023年9月に「教科横断的な情報活用能力の育成に関する連携協定」を締結し、テクノロジー分野におけるジェンダーギャップの解消を見据え、生徒の個性を生かせるカリキュラムの作成および教員の伴走支援に取り組んできた。2024年7月からはキンドリルジャパンの助成を受け、AIの利活用も含め、より日常の生活に即した体験を通して、情報活用能力を高めるカリキュラム開発を行った。
カリキュラムの作成・実施に際しては、みんなのコードの元中学校教員講師が先生たちと議論を重ね、生徒の反応を見ながらブラッシュアップ。また、プログラミングに関して深い知識をもつキンドリルジャパン社員も、ボランティアとして授業に参加し、IT分野への生徒の関心を高めるための支援を行った。
公開された6つの指導案・授業スライドは、同プロジェクトを通じて作成された。
中学1年生向けは、「ドット絵チャットをプログラミング!~『情報』の基礎からネットワークの仕組みまで~」「『BOCCO emo』で作るおしゃべりプログラミング」「不便を便利に変えるプログラミング。『課題発見』から始める計測・制御」
中学2年生向けは、「QRコード決済はどんな仕組み?双方向でつながるネットワークの活用」。
中学3年生向けは、「AIに伝わる言葉を探究しよう!プロンプト入門から始めるSDGsポスター制作」「AIの仕組みを『体験』で学ぶ!画像認識AIで作るじゃんけんゲーム」。
いずれの授業においても、授業内で取り扱う例が生徒にとって身近で自分ごととして捉えられるものになっているか、また、取り組む課題が生徒の興味・関心に沿っているかを大切にし、「生徒がつくりたいと思えるものをつくる授業」を目指し作成。たとえば、生成AIなどの情報技術に携わる専門家を紹介する際にはジェンダーバランスの観点を点検したり、「家庭用ロボットを学校行事など校内で活躍させよう」「電子決済システムをつくろう」といった身近な課題解決をテーマに設定するなどの工夫を行っている。
指導案・授業スライドは、「情報教育ポータルサイトみらたん」にて公開しており、自由に閲覧できる。








