文部科学省のあべ俊子大臣は2025年10月7日、定例記者会見を開き、大阪大学の坂口志文特任教授によるノーベル生理学・医学賞の受賞に対する祝意を表すとともに、同日公表されたOECD国際教員指導環境調査(TALIS)2024の結果について、学校現場の働き方改革を一層進める考えを示した。
山口県教育委員会は2025年10月6日、「県立高校再編整備計画 後期実施計画(素案)」を公表した。2022年度に策定した「第3期県立高校将来構想」に基づくもので、従来の5年間から7年間に計画を延長。2027~2033年度までに、県内14校を再編統合し、新たに7校を設置する方針。
2025年度(令和7年度)東京都総合教育会議が2025年10月16日、都庁第一本庁舎にて開かれる。当日は、AIが発展する未来に向けた教育活動について知事らが議論する。傍聴参加は20名まで、当日午前10時~10時20分までに来場し申し込む。
文部科学省は2025年9月24日、中央教育審議会「デジタル教科書推進ワーキンググループ」による審議まとめを公表した。審議まとめでは、これまで教科書として認められてこなかったデジタル教科書を、紙の教科書と同様に位置付ける方針が示された。次期学習指導要領の実施にあわせて制度化を進める。
AIが社会に浸透する中、国際ビジネスの共通語である英語の重要性が増している。国際基準に基づく英語教育に向けて、日本におけるCEFR指標の普及を牽引する東京外国語大学大学院の投野由紀夫教授と、世界中で生涯を通した学びを支援する教育サービス会社ピアソンでGlobal Scale of Englishを展開するマイク・メイヤー氏に話を聞いた。
ケシオンは2025年10月7日、全国の小中学校などを対象とした無料の音声教材「SDGsラジオ」を活用した出張授業の実施状況や企業との連携事例を公表した。年内の授業実施も可能で随時受け付けている。
SINTERASは2025年11月27日までの毎週木曜(一部除く)、保育園・幼稚園・認定こども園を対象とした完全無料の「オンライン勉強会まつり」を開催している。10月9日は「採用と園児募集におけるLINE活用法」がテーマ。申込みは専用フォームより受け付けている。
パラマウントベッドは、小学生向けに睡眠の重要性を楽しく学べる副教材「未来をつくる すいみんにどきどき」を制作。2025年10月より東京都・大阪府・京都府の小学校をおもな対象に、希望の生徒数分の副教材を無償提供する。
岡山県教育委員会は2025年10月7日、2026年度(令和8年度)岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の第2次試験の結果を公表した。2次受験者814人のうち416人が採用候補者となった。1次受験者数1,443人に対する倍率は3.5倍と前年度より0.1ポイント減少した。
大修館書店主催のウェビナー「生徒がAIを使ったら?」が2025年11月19日に開催される。開智未来中学校・高校の宮入裕人先生と、静岡サレジオ高校の神谷隼基先生が講師を務め、AI活用の最新実践事例を紹介する。
安田教育研究所は2025年10月30日、広尾学園にて「グローバル&STEAM教育セミナー」を開催する。今回は、「生成AI時代を生徒と学校がワクワク生きる方策を探る」をテーマに、インドのSTEAM教育から学べることを紹介する。講師はIGS会長の福原正大氏。申込みは10月25日まで。
神奈川県は、県立高校改革実施計画(III期)の期間外に再編・統合する対象校(期外)を反映するため、III期計画の一部を改定する案を2025年9月30日に公表した。新たに舞岡と金井など8校を4校に再編・統合する。
山形県教育委員会は2025年10月6日、2026年度採用山形県公立学校教員選考試験「秋選考」に関する実施要項を公表した。募集校種は小学校で、採用見込数は若干名。元職教員と現職教員を対象に、特別選考として実施する。出願は10月7日から27日まで電子申請にて受け付ける。
国立教育政策研究所が2025年10月7日に公表したOECD国際教員指導環境調査(TALIS)2024報告書のポイントで、日本の小中学校教員の週あたり勤務時間が参加国の中でもっとも長いことがわかった。授業時間は国際平均と比べ短いが、勤務時間は依然として長い。
芦屋市教育委員会は、これからの教育を考えるイベント「Ashiya Education Day in autumn」を開催する。Day1は2025年10月18日、Day2は10月31日に実施予定。参加型のパネルディスカッションと公開授業を通して、これからの学校教育のあり方を探る。
メルカリは小学生向けの環境教育教材「地球を救え!リユース探検隊」を同社が運営する教育ポータルサイト「mercari education」で無償提供を開始した。次世代を担う子供たちが3Rの中でも特に「リユース」を楽しく学び、「捨てるをへらす」を自分ごととして捉えることを目的としている。