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板橋区教育委員会と学習院大学、地域発展へ協定締結

 板橋区教育委員会は2025年3月21日、学習院大学と、学術研究の発展および教育施策の充実を目的に、相互の協力による人材育成と地域社会の発展を目指して、事業連携に関する協定を締結した。大学生・大学院生による区立小中学校でのインターンシップなどを予定している。

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板橋区教育委員会の長沼教育長(左)と学習院大学の遠藤学長(右)
  • 板橋区教育委員会の長沼教育長(左)と学習院大学の遠藤学長(右)
  • 握手を交わす板橋区教育委員会の長沼教育長(左)と学習院大学の遠藤学長(右)

 板橋区教育委員会は2025年3月21日、学習院大学と、学術研究の発展および教育施策の充実を目的に、相互の協力による人材育成と地域社会の発展を目指して、事業連携に関する協定を締結した。大学生・大学院生による区立小中学校でのインターンシップなどを予定している。

 協定締結式は板橋区教育支援センター研修室で行われ、学習院大学の遠藤久夫学長と板橋区教育委員会の長沼豊教育長が出席。両者は協定書に署名し、協定書を交換したあと、固い握手を交わした。

 板橋区教育委員会は、今回の学習院大学との協定に加え、日本女子大学、福井大学、淑徳大学・淑徳短期大学部、大東文化大学、東洋大学、東京家政大学、日本大学理工学部・芸術学部とも同様の連携協定を締結している。

 今回の協定では、これまでの協定で各大学と連携してきた大学生による区立小中学校での学習支援ボランティア・インターンシップに加え、新たに、大学院生による区立小中学校でのインターンシップや、大学生が介護等体験として不登校児童生徒が通う適応指導教室(フレンドセンター)で定期的に体験活動を行うことが含まれている。

 協定のおもな項目には、地域社会と連携した学術研究や教育の実践、学術研究の成果およびその支援、そのほか前項の目的を達成するために必要と認められることが含まれている。

 連携事業としては、区立小中学校での学習支援ボランティアおよびインターンシップ、大学生の介護等体験として不登校児童生徒が通う適応指導教室(フレンドセンター)での定期的な体験活動が予定されている。

《風巻塔子》

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