宮城県教育委員会は2025年4月14日、2026年度宮城県公立学校教員採用候補者選考の出願受付を開始した。Webサイトでは要項も公表。出願は電子申請にて5月12日午後5時まで受け付ける。第1次選考は7月12日に実施。
2025年度に実施する、2026年度公立学校教員採用候補者選考の採用予定人数は、小学校140人程度、中学校70人程度、高校90人程度、養護教諭10人程度、栄養教諭若干名。特別支援学校の採用はそれぞれの校種の採用枠内に含まれている。また、小学校では採用予定人数の中に、地域枠として気仙沼4人、東部5人、北部5人を含む。
前年度からのおもな変更点は、定年引上げにともなう出願資格の拡大や、中学校、高校の国語・数学・英語の出願者を対象とした第三希望制度の新設、小学校英語枠の廃止、所定の英語外部試験の資格・スコアを有する者を対象とした中学校英語、高校英語の実技試験の免除など7点。詳細は要項で確認できる。
出願期間は4月14日~5月12日午後5時まで、電子申請にて受け付ける。第1次選考は7月12日に、県内3会場と東京会場で実施。一般選考と障害者特別選考は筆記試験(専門・教養)を、教職経験者特別選考は筆記試験(専門のみ)を課す。選考結果は8月1日付けで受験者全員に郵送するとともに、Webサイトに合格者の受験番号を掲載する。
第2次選考は、第1次選考合格者および第1次選考免除者で適性検査を受検した者を対象に実施。県内会場にて、8月27日~29日および9月2日・3日のうち指定する1日に、個人面接、集団討議を行う。実技のある教科(科目)については9月4日に実技試験を実施する。選考結果は9月26日に受験者全員に郵送するとともに、Webサイトに合格者の受験番号を掲載する。
なお、第2次選考において総合成績ランク「B」になった者は、教員需給上名簿登載の追加が必要となった場合、追加で名簿登載となる場合がある。また、翌年度(2027年度)宮城県公立学校教員採用候補者選考について第1次選考の筆記試験(専門・教養)が免除となるほか、2026年度に当該校種・職種・教科で欠員等が生じた場合、優先的に臨時的任用職員(常勤講師)または会計年度任用職員(非常勤講師)として任用される。
詳細は宮城県Webサイトに掲載の「宮城県公立学校教員採用候補者選考要項」などで確認できる。