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島根県の教員採用試験…出願1,105人、倍率3.3倍

 島根県教育委員会は2024年6月4日、2025年度(令和7年度)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」の出願状況を公表した。出願者数は1,105人で、倍率は前年度比0.2ポイント減の3.3倍。2025年度は過去最多となる340人程度の採用を見込む。

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令和7年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」出願者数と倍率
  • 令和7年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」出願者数と倍率
  • 令和7年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」特別枠出願者数の内訳
  • 令和7年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」併願者数
  • 令和7年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」試験内容・試験日など

 島根県教育委員会は2024年6月4日、2025年度(令和7年度)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」の出願状況を公表した。出願者数は1,105人で、倍率は前年度比0.2ポイント減の3.3倍。2025年度は過去最多となる340人程度の採用を見込む。

 2025年度(令和7年度)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」は、4月12日から5月27日まで志願を受け付けた。併願者の第1・第2志望ともに計上した出願者総数は前年度比16人減の1,105人(併願者数47人)、倍率は0.2ポイント減の3.3倍となった。

 校種別の出願者数は小学校322人(前年度341人)、中学校296人(同289人)、高校292人(同318人)、特別支援学校60人(同45人)、養護教諭110人(同104人)、栄養教諭25人(同21人)。出願者数は前年度と比べ、中学校、特別支援学校、養護教諭、栄養教諭で増加した。

 校種別の倍率は小学校2.1倍(前年度比0.2ポイント減)、中学校2.7倍(同0.5ポイント減)、高校7.3倍(同1.1ポイント減)、特別支援学校2.4倍(同0.6ポイント増)、養護教諭11.0倍(同0.6ポイント増)、栄養教諭12.5倍(同8.5ポイント減)。

 前年度に新設した「島根創生特別枠」には、小学校教諭8人、中学校教諭6人、特別支援学校教諭1人の計15人が志願した。一方、「島根かみあり国スポ競技力向上枠」(2025年度は体操競技を募集)への志願者は0人だった。

 島根県の教員採用試験は今後、1次試験を7月6日に実施し、結果を7月24日に発表。2次試験は8月17日~28日の指定日で実施し、最終結果を9月27日に発表する。なお、新型コロナウイルス感染や災害などやむを得ない事情により第2次試験を受験できなかった者を対象とする追試験は9月8日に行う。

《川端珠紀》

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