島根県教育委員会は2025年8月6日、2026年度(令和8年度)島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」2次試験の結果を発表した。2次試験の受験者756人のうち、合格者は前年度比68人増の397人となった。繰りあげ登載候補者は63人。
2026年度島根県公立学校教員採用候補者「一般選考試験」は、1次試験を5月17日、2次試験を6月28日から7月11日のうち指定された日に実施した。2次試験の受験者数756人のうち、合格者は397人。最終倍率(1次試験受験者/2次試験合格者)は前年度比0.2ポイント減の2.7倍となった。
校種別の合格者数は、小学校207人(前年度158人)、中学校117人(同96人)、高校36人(同36人)、特別支援学校26人(同27人)、養護教諭9人(同11人)、栄養教諭1人(同1人)。
校種別の倍率(1次試験受験者/2次試験合格者)は、小学校1.5倍(前年度1.7倍)、中学校2.5倍(同2.7倍)、高校7.2倍(同7.4倍)、特別支援学校1.6倍(同1.8倍)、養護教諭14.6倍(同8.8倍)、栄養教諭28.0倍(同23.0倍)となっている。
特別枠の採用状況をみると、島根創生特別枠(一般枠の募集人数に含む)で、小学校10人、中学校7人、特別支援学校小学部2人、島根かみあり国スポ競技力向上枠(中・高・特の保健体育。一般枠の募集人数に含まない)で4人の計23人が2次試験を受験し、21人が最終合格している。なお、オリンピアン等対象のトップアスリート特別枠には応募がなかった。
また、今回の2次試験で不合格となった者のうち、63人を繰りあげ登載候補者とした。今後、名簿登載者の辞退により採用予定者数に満たない場合、繰りあげ登載候補者を名簿登載する。繰りあげ登載の可否は10月31日までに通知予定。