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アイウィン豊中、国際バカロレアPYP認定校に…3歳から探究型学習

 ALL FOR KIDSが運営するアイウィンインターナショナルスクール豊中は2026年5月1日、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)の正式認定取得を発表した。

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AWIS (Aiwin International School)豊中校 - 国際バカロレアPYP(IB PYP)正式認定校に
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 ALL FOR KIDSが運営するアイウィンインターナショナルスクール豊中は2026年5月1日、国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)の正式認定取得を発表した。探究型学習を通じて思考力や主体性を育む教育を実践する同校の教育の質が国際的な水準に達していることが認められた形だ。

 国際バカロレア(IB)の初等教育プログラム(PYP)は、3歳から12歳の子供を対象とした国際的な教育フレームワーク。探究型学習を通じて、知識や思考力、人格の調和的な成長を目指すもので、厳格な基準を満たしたIBワールドスクールにのみ実施が認められている。

 アイウィンインターナショナルスクール豊中校は、2023年1月にPYP候補校として認定され、約2年間にわたりカリキュラムの整備や教職員研修、教育環境の再構築に取り組んできた。その結果、2025年11月にIBワールドスクールとして正式に承認された。認可外保育施設が、国際基準に基づく厳格な審査を経て認定校となったことは、同校の教育基盤が世界水準の教育体系と結び付き、その質と一貫性が国際的に認められたことを意味する。

 同校は、幼少期からの人格形成と学びの基礎づくりを重視し、独自の教育フレームワーク「BASIC(Balance, Adaptability, Self-confidence, Imaginative, Communicative)」を基盤としている。これは、子供たちの認知能力と非認知能力の両面をバランスよく育成することを目的としたもの。少人数制による丁寧な指導環境のもとで、言語力や論理的思考力、自己管理能力といった基礎的スキルを段階的に育成する。

 教育環境は、国際的な視野と探究精神を育むことを目指して構築されている。多様な国籍の背景をもつ子供たちが日常的に交流する中で、異文化理解と多様性への尊重を育む。学びは教師主導ではなく、子供ひとりひとりの興味関心から始まる探究のプロセスとして設計されており、五感を活用した遊びやプロジェクト型活動を通して、自ら問いを立て、調べ、考え、表現する経験を重ねている。

 言語教育においては、英語と日本語の両言語によるイマージョン環境を整備。英語は単なる技能としてではなく、思考を広げるための手段として位置付けられている。また、科学・技術・工学・芸術・数学の要素を横断的に取り入れたSTEAM教育も実践し、創造力と論理的思考力を育成している。

 PYP認定取得を契機に、同校の教育はより体系的な探究型フレームワークのもと再構築。従来の教科中心の学習に加え、「概念理解」を軸とした教科横断型の学びが導入され、子供たちは1つの問いを多面的に考える経験を重ねる。授業では、与えられた問いに答えるだけでなく、自ら問いを立て、他者と対話するプロセスを重視。教師は知識の伝達者にとどまらず、思考を支える伴走者としての役割を担う。

 PYPに基づく学びは、子供たちの長期的な学びの出発点となる。日々の探究活動と対話を重ねる中で、自ら疑問を見いだし、根拠をもって意見を表現する力を身に付ける。仲間との協働を通して多様な視点に触れ、理解を深める経験は、論理的思考力に加え、柔軟性や他者理解、自己肯定感を育んでいく。概念理解を基盤とした学習姿勢や自己管理能力は、中等教育以降の主体的な学びの基盤となり、変化の激しい社会において学び続ける力を支えるとしている。

《風巻塔子》

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