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小中高生の英語力を分析、高3「英語がもっとも苦手」36.4%…文科省

 文部科学省は2026年4月30日、2025年度(令和7年度)英語教育に関する調査研究(英語力に関する調査分析)の報告書をWebサイトに掲載した。GTEC受検データをもとに小中高生の英語能力到達度指標「CEFR/CEFR-J」などを分析している。

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 文部科学省は2026年4月30日、2025年度(令和7年度)英語教育に関する調査研究(英語力に関する調査分析)の報告書をWebサイトに掲載した。GTEC受検データをもとに小中高生の英語能力到達度指標「CEFR/CEFR-J」などを分析している。

 英語教育に関する調査研究(英語力に関する調査分析)事業は、児童生徒の英語力に関する状況について、民間企業などのデータをもとに分析し、今後の国の施策の検討に資するとともに、各教育委員会における英語教育の充実や改善に役立てることが目的。

 調査分析はベネッセコーポレーションが実施。GTECを受検した学校の抽出調査により、小中高生の英語力などを分析している。

 高校生のCEFRレベル(平均スコアから換算)は、いずれの学年もA2に到達。2019年度(令和元年度)、2021年度(令和3年度)、2024年度(令和6年度)の経年比較では、1年生は「横ばい」、2年生と3年生は「横ばい~上昇」の傾向がみられた。4技能別では、各学年とも「書くこと」「話すこと」が下降または横ばい傾向にあった。

 中学生のCEFR-Jレベル(平均スコアから換算)は、1年生と2年生でA1、3年生でA2に到達。2019、2021、2024年度の経年比較では、1年生と2年生は「横ばい~上昇」、3年生は「横ばい」の傾向がみられた。

 小学6年生の4技能総合スコアは、2019年度から2021年度は「上昇」、2021年度から2024年度は「低下」。CEFR A1の割合は、2019年度の38%から2021年度は64%と大きく増加したが、2024年度は55%へ低下した。

 一方、高校生を対象にした英語学習調査(2024年度)によると、「英語がもっとも得意だ」と感じる生徒は、1年生18.5%、2年生17.7%、3年生15.9%と、学年が上がるにつれて減少。「英語がもっとも苦手だ」と感じる生徒は、1年生29.2%、2年生29.5%、3年生36.4%と学年が上がるにつれて増え、3年生では全教科で最多だった。

《奥山直美》

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