国立教育政策研究所は2026年4月23日、2026年度(令和8年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の実施にあわせ、各教科の調査問題・正答例・解説資料を同日中にWebサイトに公開した。対象となった小学6年生の国語・算数および中学3年生の国語・数学の出題内容などを確認できる。
2026年度の全国学力テストは、全国の小学6年生と中学3年生を対象に、4月23日にPBT方式で一斉実施された。今回公開されたのは、小学校の国語・算数および、中学校の国語・数学の「教科に関する調査」における調査問題・正答例・解説資料。各教科・内容別にPDFデータでまとめている。
解説資料では、調査問題作成にあたっての基本理念や枠組み、各設問の出題の趣旨や解説が含まれている。これにより、各設問でどのような力が問われたのかや、問題ごとの考え方、児童生徒の理解度やつまづきを確認できる構成となっている。
また、児童生徒質問調査や学校質問調査の質問紙もあわせて公開されており、設問内容を確認することができる。児童生徒質問調査では、平日のスマートフォン等でのSNS利用や動画視聴の時間、家族との会話の頻度、学校の授業時間以外の学習時間、ICT機器の利用状況などを尋ねている。
なお、2026年度の全国学力テストでは、中学校英語は4月20日から5月29日にかけてCBT方式で実施される。調査は「聞くこと」「読むこと」「書くこと」と「話すこと」で4技能を対象に区分して行う。CBT方式の導入により、調査結果はIRTスコアなどで示すほか、児童生徒ひとりひとりの学力や学習状況をより詳細に把握できる形で提示する。また、一部学校外での実施も可能としている。
同研究所は、問題や正答例を広く公開することで、学校現場や家庭における学習の振り返りや指導改善に活用することを想定している。今後、調査結果の集計・分析を経て、全国および都道府県ごとの結果などが公表される予定である。
問題や正答例、解説資料は、国立教育政策研究所のWebサイトで確認できる。2026年度実施分のほか、過去の全国学力テストについても資料を公開している。








