
ローマ字の表記、70年ぶり改定へ…文化審議会が答申
ローマ字のつづり方について、文化審議会は2025年8月20日、現在広く使われている「ヘボン式」を基本とする表記に見直す答申をまとめ、文部科学省に提出した。ローマ字のつづり方の改定は、約70年ぶりとなる。

【全国学力テスト】調査結果を授業に生かす、国立教育政策研究所が授業アイディア例を公開
国立教育政策研究所は2025年7月31日、全国学力・学習状況調査(以下、全国学力テスト)の結果を踏まえた「授業アイディア例」の2025年度(令和7年度)版を公開した。

【全国学力テスト】学力格差拡大、スマホ・ゲームの影響も…経年変化分析調査
2024年度に行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の経年変化分析調査で2025年7月31日、小学校の国語と算数、中学校の国語と英語の平均スコアが低下していることがわかった。中学校英語を除くと、SES(家庭の社会経済的背景)が低い層のほうがスコア低下が著しい。

【全国学力テスト】理数「得意」に男女差…上位層で顕著
算数・数学、理科の平均正答率・スコアに大きな男女差がみられない一方、「得意」と考える割合は女子のほうが男子より少ないことが2025年7月31日、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果から明らかになった。理数の勉強が「得意でない」と考える児童生徒の男女差は、学力上位層で顕著にみられた。

【全国学力テスト】数学の図形証明は無解答率3割超、大きな男女差なし
文部科学省は2025年7月31日、全国データに基づく、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率は小・中学校共に前年度より下降。特に、中学校数学は図形証明で無解答率が31.2%にのぼり、平均正答率は5割を下回った。

児童教育実践についての研究、最大300万円を助成…応募締切10/27
博報堂教育財団は、第21回「児童教育実践についての研究助成」の募集を開始した。ことばの力を育む研究・児童教育実践の質を向上させる研究に対して1年間または2年間、1件につき最大300万円を助成する。応募締切10月27日。申込みはWebサイトより。

教員生活の充実度、平均69.8点…3割弱の教員は80点台と回答
自身の教員生活の充実度を点数で表すと「80点台」がもっとも多く、平均69.8点となったことが2025年7月10日、ジブラルタ生命保険「教員の意識に関する調査2025」の結果から明らかとなった。

【全国学力テスト】正答率を発表、国語と算数・数学で下降
文部科学省は2025年7月14日、2025年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。国語と算数・数学の平均正答率は、小学校・中学校ともに前年度を下回った。初めてCBT形式で実施した中学校理科は、平均正答率ではなく、平均IRT(項目反応理論)スコアが示された。

【高校受験2025】都立高の学力検査、4教科で平均点下降
東京都教育委員会は2025年6月26日、2025年度(令和7年度)東京都立高等学校入学者選抜における学力検査結果に関する調査の報告書を公表した。前年度(2024年度)と教科別の平均点を比較すると、社会は上昇したものの、国語、数学、英語、理科の4教科が下降した。

Google for Educationワークショップ「国語×デジタル」8/7
Google for Educationは2025年8月7日、Google渋谷ストリームで夏休み特別企画ワークショップ「国語×デジタルは難しい?本質的な学びを深めるための『授業プランづくり』」を開催する。対象は、全国の教育委員会、小中高等学校の先生。参加無料、定員40名先着。

相模女子大「国語・数学・外国語の探究型学習」研修講座8/4
相模女子大学の夢をかなえるセンターは、神奈川県立総合教育センターとの連携研修講座「国語科・数学科・外国語科における探究型学習の理論と実践」を2025年8月4日に開催する。6月2日よりWebフォームにて先着順での受付を開始している。

2025年度「埼玉県学力調査」全1,025校・約28万人がCBTで実施
埼玉県教育委員会は2025年5月21日、2025年度埼玉県学力・学習状況調査の実施状況を発表した。CBTに全面移行して2年目となる2025年度は、さいたま市を除く62市町村の小学4年生から中学3年生が参加。全1,025校、約28万人の児童生徒がタブレット端末などを用いて実施した。

文章表現教育の専門家が解説、無料オンラインセミナー5/29
DAC未来サポート文化事業団(以下、みらさぽ)は2025年5月29日、小中学校の教育関係者を対象とした無料オンラインセミナーを開催する。小学生・中学生の教育が高校の探究活動や社会に出たあとにどのように役立つのかについて、中学生向けの文章表現教育に携わる専門家が解説する。

地域における教育格差の解消へ…北海道が挑戦する最新遠隔授業とはPR
北海道教育委員会は、どこに住んでいても高校生が自らの可能性を最大限に伸ばせるよう、多様な学習機会と質の高い教育環境の提供を目指し、小規模校への遠隔授業を導入している。道内の公立高校へ遠隔授業を配信する拠点「T-base」の現場を取材した。

【全国学力テスト】問題や正答例を公開…中学理科に動画
国立教育政策研究所は2025年4月17日、2025年度(令和7年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の調査問題・正答例・解説資料をWebサイトで公開した。CBT形式を初導入した中学校理科では、動画を用いた問題が初めて出された。

【全国学力テスト】学校外から参加可能に、中学校理科と質問調査
全国の小学6年生と中学3年生で実施される2025年度「全国学力・学習状況調査」について、文部科学省は2025年4月9日、本調査に参加できない児童生徒を対象に、学校外から参加可能にすると発表した。中学校理科と児童生徒質問調査のみ自宅や院内学級などから参加できる。