長崎県教育委員会は2025年8月8日、2026年度(令和8年度)長崎県公立学校教員採用選考試験における第2次選考結果を発表した。2次選考の受験者975人のうち、合格者は前年度比44人増の536人。最終倍率(受験者数/合格者数)は、前年度と同じ1.8倍であった。
2026年度長崎県公立学校教員採用選考試験は、第1次選考を5月11日、第2次選考を、県内会場は6月26日から7月8日の指定された日、オンライン受験は6月28日に実施した。
志願者数は、前年度比129人増の1,064人。受験者数は、前年度比84人増の975人。第1次選考合格者数は、前年度比69人増の730人。最終合格者となる第2次選考合格者数は、前年度比44人増の536人。受験者数を第2次選考合格者数で割った実質倍率は、前年度と同じ1.8倍であった。
校種別の合格者数は、小学校234人(前年度223人)、中学校132人(前年度117人)、高等学校103人(前年度96人)、特別支援学校40人(前年度35人)、養護教諭26人(前年度20人)、栄養教諭1人(前年度1人)。なお、合格者数には第2志望者を含む。
校種別の倍率は、小学校1.2倍(前年度1.3倍)、中学校1.9倍(前年度1.8倍)、高校2.2倍(前年度2.3倍)、特別支援学校1.3倍(前年度1.7倍)、養護教諭6.1倍(前年度4.8倍)、栄養教諭20.0倍(前年度20.0倍)。教科別では、高校の公民9.0倍、保健体育8.1倍などが高かった。
実質倍率の過去5年の推移をみると、2022年度(令和4年度)採用2.3倍、2023年度(令和5年度)採用2.0倍、2024年度(令和6年度)採用1.9倍、2025年度(令和7年度)採用1.8倍と下降が続いている。2026年度(令和8年度)採用は1.8倍と、前年度の倍率と同水準。過去5年でもっとも低い結果となっている。