教育業界ニュース
先週(2023年1月30日~2月3日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。単位認定「インターンシップ」3万人減少、SSH中間評価、長崎西高校が最高評価、大学人気ランキング等のニュースがあった。また、2月10日以降に開催されるイベントを3件紹介する。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第117回のテーマは「チャット、SNSで悪口を書かれた」。
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、TOEIC Programの2023年4月公開テストより、ブロックチェーン技術を活用した「デジタル公式認定証」を導入する。大規模検定試験におけるデジタル公式認定証の発行は国内初だという。
マイクロソフトは日本時間の2023年2月10日、教育関係者向けオンラインイベント「Reimagine Education」を開催する。会長兼CEOのサティア・ナデラ氏による講演や、世界の教育関係者による事例等を紹介。事前登録不要、日本語字幕付きで視聴できる。
文部科学省は、「地域ニーズに応える産学官連携を通じたリカレント教育プラットフォーム構築支援事業」において、事業委託する大学コンソーシアム、自治体、大学設置者を2023年3月10日まで募る。参加表明書は2月15日正午までにメールで提出する。
文部科学省は、特定分野に特異な才能のある児童生徒への支援の推進事業に取り組むにあたり、同児童生徒に関する研修パッケージ作成等、4業務の企画提案を募る。対象は法人団体等。公募締切は2023年2月24日。公募説明会は2月8日にオンライン開催する。事前申込制。
文部科学省は2023年2月2日、2022年度スーパーサイエンスハイスクール(SSH)で対象となる指定校27校の中間評価を発表した。6段階でもっとも高い評価は、長崎県立長崎西高校1校のみ。一定程度以上の高評価は、京都府立桃山高校等8校であった。
文部科学省は2023年2月1日、「通信制高校における教育の質確保のための所轄庁による指導監督の在り方に関する調査研究事業」の公募を開始した。参加表明書の提出期限は2月14日午後5時まで。公募説明会は2月7日にオンライン開催する。説明会の申込みは2月6日正午まで。
リスキリング、アップスキリングを強力に推し進めるためのテクノロジーとして、「オープンバッジ」を紹介する荒木貴之氏による連載。今回は、公益財団法人日本数学検定協会 理事長 髙田忍氏へのインタビューを実施した。
日本生命財団は、2023年度児童・少年の健全育成助成「実践的研究助成」を行う。「子どもを巡る『真のウェルビーイング』の探求」をテーマに「2年助成(最大400万円)」と「1年助成(最大100万円)」を研究者向けに募集する。応募は2023年3月1日(消印有効)まで。
ESN英語教育総合研究会は2023年2月22日、増進堂・受験研究社と協賛し、立命館東京キャンパスにおいて高校1年生と保護者・学校関係者を対象に「総合的な探究 実践ノート」を使用した特別授業を開催する。高1生と保護者は無料。申込みはPeatixより。
文部科学省は2023年1月31日、先端研究基盤共用促進事業(コアファシリティ構築支援プログラム)の中間評価結果を公表した。2020年度(令和2年度)採択の5大学のうち、東京工業大学と金沢大学が総合評価(評定)で「S」の最高評価を受けた。
理想科学工業は、京都市の公立学校と保護者間の連絡手段をデジタル化し、教職員と保護者双方の利便性向上と負担軽減を図るため、京都市と連携協定を締結。それにともない、学校と保護者をつなぐ連絡アプリ「スクリレ」サービスの無償提供を開始した。
内閣府は、Webサイトに「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のリスト」を公表した。各メーカーからの申請に基づき、国土交通省が策定した「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置のガイドライン」への適合が確認された7製品を掲載している。
NPO法人の企業教育研究会(ACE)は、千葉大学、アクセンチュア、ちばアントレプレナーシップ教育コンソーシアムSeedlings of Chibaの支援のもと、アントレプレナーシップ教育教材を開発。2023年2月1日より全国の中学校に無償提供を開始した。
LearnWizは2023年2月1日、参加者の積極的な意見交換を促すオンラインツール「LearnWiz One」の有料プランをリリースした。対象別に2種類のプランを用意、リリース記念として2週間の無料トライアルを実施する。2月24日には製品の質問に答えるオンラインイベントも開催。