先週(2026年5月25日~29日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。外国人の子供17.7万人で過去最多、日本語指導が必要な児童生徒8.4万人で過去最多、大学受験推薦・総合型「面接必須」などのニュースがあった。また、6月1日以降に開催されるイベントを7件紹介する。
教育ICT関連
ものつくり大学と戸田市教委、連携協力協定…STEAM教育やICT活用を支援
ものつくり大学は2026年5月22日、戸田市教育委員会と連携協力協定を締結した。戸田市立小・中学校におけるICT機器の活用をはじめ、ものづくり教育やSTEAM教育の充実を支援し、児童生徒の資質・能力の育成および教職員の指導力向上を図る。
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文部科学省関連
キャリア・パスポートは例示資料を廃止…特別活動の見直し案
中央教育審議会教育課程部会特別活動ワーキンググループの第6回会議が2026年5月25日に開かれ、特別活動を通じたキャリア教育の改善策が示された。キャリア・パスポートについては、例示資料を廃止し、見通しや振り返りなど現場の実態に即した内容へ進化させる案が盛り込まれた。
立命館大、リアル×バーチャル拠点「CVIC」開設
立命館大学は、びわこ・くさつキャンパスに、リアルとバーチャルを融合させた研究拠点「CVIC(立命館先端クロスバースイノベーションコモンズ)」を開設し、2026年5月15日にオープニングセレモニーを開催した。
工業高の倍率低迷対策、特色化・魅力化へ支援…文科相5/26会見
文部科学省の松本洋平大臣は2026年5月26日の会見で、工業高校の志願倍率低迷に関する日経新聞の調査結果について、特色化・魅力化を加速していくことの必要性や、これまで以上に社会から評価をされ、選ばれる存在となるよう財政面も含めて支援していくとの考えを示した。
文科省、科学技術分野の大臣表彰選考…候補者募集
文部科学省は2026年5月22日、2027年度科学技術分野の文部科学大臣表彰の候補者募集を発表した。推薦依頼の機関から、科学技術賞(各部門)、若手科学者賞、研究支援賞は7月21日、創意工夫功労者賞は9月18日まで、候補者の推薦を受け付ける。
外国人の子供17.7万人で過去最多…43%の自治体で10人以上在籍
文部科学省は2026年5月25日、「外国人の子供の就学状況等調査(令和7年度)」の結果を公表した。学齢相当の外国人の子供は17万7,726人となり、調査開始以来最多を更新。学齢相当の外国人の子供が10人以上在籍している地方公共団体数は753で、全体の43.3%にのぼった。
日本語指導が必要な児童生徒8.4万人、過去最多…文科省
公立小中高校等に在籍する日本語指導が必要な児童生徒数が、2025年度調査で過去最多の8万4,759人にのぼることが2026年5月25日、文部科学省の調査結果で明らかになった。全公立学校の39.4%に1人以上が在籍し、うち28校では100人以上の在籍が確認された。
辺野古事故「著しく不適切」教育基本法14条違反にも言及…文科相5/22会見
文部科学省の松本洋平大臣は2026年5月22日の会見で、沖縄県名護市辺野古沖で船が転覆し、研修旅行中だった同志社国際高校の生徒らが死亡した事故について、「著しく不適切であった」と見解を公表した。学校の政治的活動を禁じる教育基本法14条2項に反するとの考えも示した。
イベント関連
ロイロ働き方ウィーク6月に全4回…校務効率化の事例紹介
LoiLoは2026年6月11日~22日まで、オンラインイベント「ロイロノート働き方ウィーク」を開催する。校長や教頭、ICT担当、若手教員など役割別に全4回のセッションを実施し、現役のロイロ認定ティーチャーがICTを活用した校務効率化や働き方改革の実践事例を紹介する。
東京科学大、オンライン入試システム「TAO」導入…国際化を推進
国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」が、東京科学大学に採用された。同大では2026年5月から出願受付を開始する一部の入試で運用を開始し、入試業務のデジタル化と国際化を推進する。
年内学力入試を問う…5大学がホンネで語る6/19
共立女子大学は2026年6月19日、大学入試2027研究会「なぜ、年内学力入試なのか」を開催する。パネルディスカッション等をとおして、高校・塾・予備校・大学の関係者が年内学力入試について論を交わす。入場無料。事前申込制。
東京都「子供を事故から守る環境づくり促進事業」説明会6/26
東京都は2026年5月22日、子供を事故から守る環境づくり促進事業の開始を発表した。産学連携による研究開発や製品開発などを支援する。事業説明会・マッチングイベントを6月26日に実施、補助事業の公募は6月8日から8月19日まで行う。
同志社大学が推進するDDX…職員の自走的変革と学生サービスの高度化を両輪に
1875年の創立以来、150年の歴史を刻んできた同志社大学が、大学DX推進に本腰を入れている。その取組みは「DDX(Doshisha Digital Transformation)」と名付けられ、2025年1月に正式な宣言が発出された。
鹿児島県「先生スタートプログラム」6/30締切…教壇復帰を支援
鹿児島県教育委員会は、小中学校いずれかの教員免許状を所有している人を対象に「かごしまの先生スタートプログラム」を実施する。鹿児島大学の「学校教育キャッチアップ講座」、教育事務所などの研修会、個別相談会を行う。受講料不要。申込締切は6月30日。
その他
東大・ハーバードに届く子の共通点…渋渋・西大和学園校長が語る「非認知スキル」が伸びる環境とは
東大学校推薦型選抜で全国最多の合格者を輩出し、ハーバードやイエールなど海外トップ大への進学実績ももつ渋谷教育学園渋谷と、東大・京大・医学部医学科に多数の合格者を送り出す西大和学園。両校の校長が語る、非認知スキルと学力の関係、そして「伸びる子」の特徴とは。
最難関中の算数は「思考力勝負」…初開催の算オリ前哨戦に小学生1,300人集結
2026年4月29日、ジーニアス、エルカミノ、早稲田アカデミーが「算数CHAMPIONSHIP~算数オリンピック前哨戦~」を初開催。小学生向けの算数難問テストと、保護者向けセミナーからみえてきた、最難関中学入試の算数の変化と、子供の力を伸ばすための学び方についてレポートする。
【大学受験2027】推薦・総合型「面接必須」文科省が変更通知
文部科学省は2026年5月27日、2027年度(令和9年度)大学入学者選抜実施要項の変更点について、教育委員会など関係各所に通知した。







