ものつくり大学は2026年5月22日、戸田市教育委員会と連携協力協定を締結した。戸田市立小・中学校におけるICT機器の活用をはじめ、ものづくり教育やSTEAM教育の充実を支援し、児童生徒の資質・能力の育成および教職員の指導力向上を図る。
協定を締結したのは、埼玉県行田市に所在するものつくり大学と、埼玉県戸田市の戸田市教育委員会。発表によると、同協定は戸田市立小・中学校における教育活動の充実を視野に入れたもので、ICT機器の活用を含むものづくり教育の推進と、STEAM教育の支援をおもな目的としている。
具体的には、ものつくり大学が有するものづくり教育の知見や実践的な教育資源を、戸田市教育委員会が進める教育活動に反映する。大学と教育委員会が連携することで、児童生徒の資質・能力の育成に加え、教職員の指導力向上にもつなげる考えだ。
戸田市教育委員会は、「戸田型PBL」を中心とした探究的な学びを推進している。今回の協定では、ものつくり大学がこの取組みに連携・協力し、地域に対して大学の教育資源を還元するとしている。大学が蓄積してきたものづくり教育の知見を学校現場に接続することで、実社会と結び付いた学びを広げる狙いがある。
あわせて、実社会と結び付いたSTEAM教育や、ものづくりを通した探究活動、専門人材との協働による学びも進める方針。こうした学びを通じて、児童生徒の課題解決能力や創造力の育成に寄与し、科学技術やものづくり分野への興味・関心を高めるとしている。
大学側にとっても、地域社会と連動した実践的な教育・研究活動を進める機会となる。地域課題を教育に取り込んだ実践型教育の充実に加え、学生にとっての学びのフィールド拡大にもつなげたい考えだ。大学の教育・研究活動と地域の学校教育を結び付けることで、双方にとって継続的な学びの基盤づくりを目指す。







