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東京都「外国語に触れる機会の創出事業」公募…5/26必着

 東京都教育委員会は2023年5月19日、2023年度(令和5年度)「外国語に触れる機会の創出」事業の実施者を募る公募を開始した。都内の公立小学校において児童が英語に触れる多様な体験活動を提供できる事業者を募集。応募希望表明書の提出は5月26日まで受け付ける。

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令和5年度「外国語に触れる機会の創出」事業 事業実施者の公募について
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 東京都教育委員会は2023年5月19日、2023年度(令和5年度)「外国語に触れる機会の創出」事業の実施者を募る公募を開始した。都内の公立小学校において児童が英語に触れる多様な体験活動を提供できる事業者を募集。応募希望表明書の提出は5月26日まで、企画提案書は6月16日午後5時必着で受け付ける。

 外国語に触れる機会の創出事業は、都内の公立小学校において英語が堪能なネイティブ人材を活用し、児童と共に授業に参加したり、休み時間や放課後に遊んだりする中で、場面に応じた英語による自然なやり取りを通して児童の英語を介したコミュニケーション能力の向上や国際理解教育の推進を図ることを目的としたもの。

 今回、事業の実施者を決定するにあたり企画提案書等による公募を実施。学校ごとの特色や実情に応じて効果的な体験が行えるようプログラムを構築し、学校の意向に基づき必要な調整を行いながら実施できる事業者を募る。

 実施内容には、ネイティブ人材1名が1週間学校を訪問し、授業だけでなくさまざまな活動の時間において児童と英語で交流する「イングリッシュ・ウィーク」、および複数のネイティブ人材が1日学校を訪問し、学年やクラス単位で 児童と英語で交流する「イングリッシュ・キャラバン」のプログラムを企画することや、体験する児童の学年、発達段階にあったプログラムを企画すること等を求めている。

 事業の予定実施校数は、都内公立小学校約300校。協定有効期間は、協定締結日から2024年3月31日まで。内、ネイティブ人材による学校訪問実施期間は9月11日から2024年3月14日までとする予定。東京都教育委員会が定めた基本的事項や実施・運営に関する事項等で必要な要件等について、事業者と東京都教育委員会が合意した上で、協定を締結する。

 公募に参加する場合は、応募希望表明書を5月26日までに郵送で提出。募集要項等に質問がある場合は、同日26日までメールにて質問書を受け付ける。その後、企画提案書を6月16日午後5時必着で郵送にて提出。6月中旬に提出した企画提案書等およびプレゼンテーション審査を行う。なお、応募多数の場合は、企画提案書等による1次審査を実施し、合格した応募者のみを対象にプレゼンテーションに基づく2次審査を行い、最優秀事業応募者を選定する。

 事業の提示額は8,258万円。企画提案書の一部として経費内訳書も作成するが、審査基準に価格点はなく、企画提案書の妥当性・経費面からの実現性の確認として用いる。

 募集要項や審査基準、各種必要書類は東京都教育委員会Webサイトに掲載されている。

《畑山望》

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