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EDU-Portニッポン、海外展開の調査研究…公募開始

 文部科学省は2023年4月28日、日本型教育の海外展開「EDU–Portニッポン」2023年度(令和5年度)予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開に関する調査研究(フィージビリティ・スタディ)の公募を開始した。公募は5月26日まで。公募説明会は5月9日。

教育行政 文部科学省
日本型教育の海外展開(EDU–Portニッポン)
  • 日本型教育の海外展開(EDU–Portニッポン)
  • 予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開に関する調査研究(フィージビリティ・スタディ)

 文部科学省は2023年4月28日、日本型教育の海外展開「EDU–Portニッポン」2023年度(令和5年度)予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開に関する調査研究(フィージビリティ・スタディ)の公募を開始した。公募は5月26日まで。公募説明会は5月9日。

 EDU-Portニッポンは、官民協働のオールジャパンで取り組む、日本型教育の海外展開を推進する事業。フィージビリティ・スタディでは、「すべての子供に公平で質の高い教育を確保するためのデジタル技術の活用」「生涯にわたって必要な知識・技能の育成」のいずれかのテーマで、調査対象国・地域を調査。教育的な課題やニーズに対応した日本の特色ある教育活動を現地で展開することで、日本型教育がどのように現地の課題を解決してニーズを満たすことができるのか実証的に明らかにすることを目指す。

 調査期間は2年。採択予定数は2件。2023年度経費は、1年間あたり1件の上限400万円。対象は、国立大学法人・公立大学法人・学校法人・準学校法人、地方公共団体・地方教育委員会、教育事業を行う機関(予備校・塾・学習支援業・NPO・企業等)。

 支援内容は、調査研究に関わる経費の支援、EDU–Portニッポンのロゴマーク利用許可、個別コンサルティング、現地機関との調整支援、「日本型教育の官民協働プラットフォーム」による支援、スクールビジット(現地機関による日本の学校視察)受入れ支援等。

 申請締切は5月26日正午。必要事項を記入した申請書類一式(電子データ)をメールに添付し、EDU–Portニッポン事務局に送信する。申請書類は、EDU–PortニッポンWebサイトからダウンロードできる。審査は6月に行われ、必要に応じてヒアリングを実施する。結果公表は6月下旬。7月に契約を締結し、支援を開始する。

 5月9日午後2時からは、公募説明会をオンライン開催する。公募説明会の申込締切は5月8日正午。EDU–Portニッポン事務局では、公募要領や申請書類に関する質問をメールで受け付けている。質問の受付締切は5月10日正午(期間内に複数回の提出可)。各質問の提出後、原則として3営業日以内にWebサイトに回答を掲載予定。

◆日本型教育の海外展開「EDU–Portニッポン」2023年度予測困難な時代の学びを保障する学習手法の共有と海外展開に関する調査研究(フィージビリティ・スタディ)
公募期間:2023年4月28日(金)~5月26日(金)12:00
2023年度経費:1年間あたり1件の上限400万円
調査期間:2年
採択予定数:2件
質問受付締切:2023年5月10日(水)12:00
※質問提出後、原則として3営業日以内に同事業Webサイトに回答を掲載予定

◆公募説明会
日時:2023年5月9日(火)14:00~15:00
方式:オンライン(Zoom)
申込方法:参加申込フォームに必要事項を記入し、申し込む
申込締切:2023年5月8日(月)12:00
※申込者には5月9日(火)12:00までにZoomのリンクを送付する

《奥山直美》

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