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AI型教材「Qubena」小中学校向け5教科対応版、提供開始

 COMPASSは2021年4月15日、公教育を対象とするAI型教材「Qubena(キュビナ)」の小中学校向け5教科対応版の提供を開始したと発表した。新たに国語・理科・社会の3教科が加わり、小中学校の主要5教科に対応したアダプティブ・ラーニング教材へと大幅にアップデートする。

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Qubena小中5教科対応版
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  • Qubena小中5教科対応版 問題例
  • スマートワークブックについて
  • Qubena(イメージ)
 COMPASSは2021年4月15日、公教育を対象とするAI型教材「Qubena(キュビナ)」の小中学校向け5教科対応版の提供を開始したと発表した。新たに国語・理科・社会の3教科が加わり、小中学校の主要5教科に対応したアダプティブ・ラーニング教材へと大幅にアップデートする。

 Qubenaは、生徒ひとりひとりの習熟度にあわせて問題を出題するAI型タブレット教材。タブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習できる。これまで、算数/数学・英語の2教科で個別最適化学習をサポートしてきたが、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の実現に寄与するため、今回新たに国語・理科・社会の3教科を加え、小学校・中学校の主要5教科に対応したアダプティブ・ラーニング教材へと大幅にアップデートした。

 Qubena小中5教科対応版では、従来から採用しているひとりひとりの習熟度に応じた個別最適化機能に加えて、新たにひとりひとりの定着度を加味した出題により効果的な復習を可能とする個別最適化機能「スマートワークブック(特許出願中)」を搭載。個々の習熟度と定着度に応じた復習問題の抽出を可能としたことで、これまでAIドリルでは弱いとされてきた「知識の定着」についても効果的に行うことが可能になる。

 Qubena2教科版は2020年度全国750校、約20万人が利用しているが、小中5教科対応版となったことで2021年度は全国1,200校、約30万人へと利用を拡大する予定。すでに多くの自治体・学校での採用が決定しているという。

 また、ICT教材の導入を検討している自治体や学校担当者向けに、Qubena小中5教科対応版に関するオンライン説明会を4月中に4回開催する。参加は無料。説明会の申込みはイベント管理サイトPeatixにて受け付けている。

◆Qubena小中5教科対応版オンライン説明会
日時:2021年4月19日(月)、22日(木)、26日(月)、28日(水)各日16:00~17:00
形式:オンライン開催(Zoom使用)
対象:自治体の教育委員会、学校担当者
参加費:無料
申込方法:PeatixのCOMPASS開催イベントページから申し込む
《畑山望》

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