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AI型教材「キュビナ」高校入試の練習問題リリース

 COMPASSは2025年10月8日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」に新たに「高校入試の練習問題」をリリースしたことを発表した。子供たちが自律的に数学の応用問題演習に取り組むことをでき、学年別・単元別に整理された目次により日々の学習において知識の活用力や思考力を高めるトレーニングとして活用が可能だという。

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高校入試の練習問題をリリース
  • 高校入試の練習問題をリリース
  • 学年別・単元別で日々の学習を起点に利用しやすい目次構成
  • 子供たちの学習画面の目次から「高校入試の練習問題」に取り組むことが可能
  • 解説の特徴(計算問題系)
  • 解説の特徴(文章題系)

 COMPASSは2025年10月8日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」に新たに「高校入試の練習問題」をリリースしたことを発表した。子供たちが自律的に数学の応用問題演習に取り組むことをでき、学年別・単元別に整理された目次により日々の学習において知識の活用力や思考力を高めるトレーニングとして活用が可能だという。

 「キュビナ」は、基礎から発展までの難易度別の問題を提供し、教科書に沿った内容で単元の理解度を確認可能なコンテンツを展開してきた。6月には中学向けに実際の高校入試問題を組み込んだ「高校入試の過去問題」コンテンツをリリースし、今回これに新たに「高校入試の練習問題」を加えた。対象教科は数学。収録されている問題は、全国13都道府県の過去3か年分(2022~2024年度)の高校入試から選ばれており、幅広い問題への取組みを可能にしている。

 「高校入試の過去問題」は、先生による指定配信に限定されていたが、新コンテンツ「高校入試の練習問題」では、子供たちが学習画面から自由に問題を選択し、自律的に挑戦できる。また、すべての問題にはわかりやすい解説があり、自己判定形式の問題も模範解答を提示している。これにより、子供たちは教師の指示を待たずに学習することができる環境が整備された。

 COMPASSの「キュビナ」は、アダプティブラーニング教材として、児童生徒ひとりひとりの習熟度に応じた最適な問題を提供し続けている。算数・数学、英語、国語、理科、社会といった小中学校の5教科に対応し、タブレット端末などを用いた学習が可能。2018年度から経済産業省の「未来の教室」実証事業に採択され、学習意欲向上と成績向上に寄与したことが実証されている。

 2022年度にはMEXCBTとの連携を開始し、デジタル学習基盤の構築を目指す。「キュビナ 教科書×AIコンテンツ」も2023年度以降リリースされ、さらに全国の公教育現場での活用が進んでいる。全国170以上の自治体、小中学校約2,300校での導入実績があり、累計解答数は30億件を超える。

《風巻塔子》

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