大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産は2026年1月8日、メタバースを活用した産学連携協定を締結したことを発表した。協定に基づき、3月より同校の「インテリアデザイン科」において、メタバースを活用した教育プログラムを新たに導入する。
今回の取組みは、急速に発展するデジタル社会において、次世代を担う生徒がメタバース空間におけるデザインや空間創造のスキルを実践的に習得し、新たな表現手法やビジネスモデルを学ぶことを目的としている。大阪府立工芸高等学校が持つ先進的なデザイン教育に、近鉄不動産が長年培ってきたリアルの不動産開発やバーチャルの空間デザインの知見を提供することで、生徒が実践的かつ最先端の学びの機会を得ることが期待される。
同教育プログラムの試験的な取組みとして、1月16日に2025年度に生徒が制作した作品をメタバース空間に展示するイベントを実施。3月からは、より本格的な年間教育プログラムとして実践的な学びの機会を提供する。
教育プログラムは、おもに3つの内容で構成される。1つ目は、生徒が実物に触れることを目的とした「近鉄不動産のマンションモデルルームでの講義」。2つ目は、近鉄不動産が運営する「バーチャルあべのハルカス」を使用した「メタバース導入レクチャー」。3つ目は、教育プログラムの集大成として、2027年1月に、生徒が制作した作品をメタバース空間に展示する「バーチャル展覧会」を開催する。
大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産は、同協定を契機に、教育現場における最新技術の活用をいっそう推進し、未来を担う若者の育成と、社会を豊かにする新たな価値創造に貢献していくとしている。








