先週(2026年9月14日~18日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。高校教育改革の先導校60校・機関を追加採択、教員制度改革の審議まとめなどのニュースがあった。また、9月24日以降に開催されるイベントを5件紹介する。
教育ICT関連
京都市、小中4校にスマートロック・予約システム試行導入
京都市教育委員会は2026年9月1日、教職員の負担軽減などを目的として、学校施設に「予約システム」と「スマートロック」を試行的に導入した。学校施設利用団体は、Web上で施設を予約し、予約時に発行された二次元コードや暗証番号で予約日時に限りキーボックスの開錠が可能となる。
「日本ICT教育アワード」地方自治体の事例募集、10/30まで
全国ICT教育首長協議会は2026年9月2日、「第9回日本ICT教育アワード」の募集要項を公開した。全国地方自治体を対象にGIGAスクール構想や自治体独自の教育DXでの事例を募る。応募はWebサイトよりアンケート形式で入力する。締切りは10月30日。
文科省、MEXCBT運用改善へ情報提供依頼…9/28まで
文部科学省は2026年9月14日から、「文部科学省CBTシステム(MEXCBT)の改善・活用推進事業」にかかる情報提供依頼を実施。今後のMEXCBTの持続可能な運用に向けて在り方を検討するもので、大規模なCBTの実施主体である国の機関や法人格を有する団体などを対象としている。応募期間は9月28日まで。
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文部科学省関連
文科省、高校教育改革の先導校60校・機関を追加採択…5県で初採択
文部科学省は2026年9月15日、2025年度(令和7年度)産業イノベーション人材育成等に資する高等学校等教育改革促進事業の採択結果を公表した。追加公募第1回では60校・機関を採択し、これまでの採択分とあわせて43自治体135校・機関が採択された。
東大教授のSNS投稿に苦言、PISA2025受け今後の対応も…文科相9/11会見
文部科学省の松本洋平大臣は2026年9月11日の記者会見で、東京大学の教授による皇族に関するSNS投稿について、「他者の尊厳を毀損するような言動はあってはならない」と述べた。国際卓越研究大学制度の審査への影響については、現在審査中であるとし、直接のコメントを差し控えた。
教員制度改革の審議まとめ…高校で教職課程単位認定も
文部科学省は2026年9月17日、教員養成・採用・研修に関する制度を抜本的に見直す「多様な専門性を有する質の高い教職員集団の形成を加速するための方策(審議まとめ)」を公表した。教員の質と量の確保に向け、免許制度や教職課程の再設計、多様な人材の参入促進などを進める。
イベント関連
東京都、教員採用イベント10/18…尾木直樹氏講演など25企画
東京都教育委員会は2026年10月18日、教員志望者や教職に関心をもつ人を対象とした体験型イベント「東京都公立学校教員採用スペシャルイベント2026『TOKYO 教育 Festa!』」をベルサール渋谷ガーデンで開催する。参加費無料、事前予約制(当日入場可)。
河合塾、高校教員向け進路指導セミナー10・11月…探究と小論文
河合塾は2026年10月・11月、高校・中高一貫校の教員らを対象に、探究活動と進路指導の連携や、総合型・学校推薦型選抜に向けた小論文指導をテーマとするセミナーを対面・オンラインで開催する。参加費無料、事前申込制。
小中高の英語実践「ELEC英語教育賞」副賞は最大30万円
英語教育協議会(ELEC)は2026年11月30日まで、小学校・中学校・高等学校における英語教育の実践取組を対象とした「ELEC英語教育賞」の応募を受け付けている。学校単位に加え、教員個人での応募も可能。
学びのUD×テクノロジー、子供が主役の教材づくり体験10/10
みんなのコードは2026年10月10日、シンポジウム「学びのユニバーサルデザイン×テクノロジーで拓く『子ども主役の学び』」をGoogle渋谷オフィスで開催する。学校・教育関係者や学びのユニバーサルデザインに関心のある人が対象。参加無料、定員50人。申込みは10月7日午後6時まで受け付ける。
【10/13 Zoom】大学DXセミナー:東北大学「データとAIで進化する大学」
リシードは2026年10月13日、東北大学経営戦略本部データ室主任経営企画スタッフの藤本一之氏を招き、「データとAIで進化する大学」と題したウェビナーを開催する。
その他
ジャポニカ学習帳で探究学習、小中向けプログラム無償提供
COMPASSは、小学館集英社プロダクションおよびショウワノートと連携し、2026年9月14日より、ジャポニカ学習帳を題材とした新たな探究学習プログラムの無償提供を開始した。探究学習ライブラリー「SPARKE」などを通じて全国の小中学校に提供され、身近な生き物のつながりについて学ぶことができる。
農業の人手不足解決へ…JA全農と三幸学園が教育・実習で連携
三幸学園は2026年9月29日、東京都千代田区のJAビルでJA全農と「91農業の推進と食農教育活動の拡大に向けた連携協定」を締結する。農業現場の人手不足を背景に、講義や農業体験、実習、試験販売支援などを通じて若い世代が農業に関わる機会を広げ、農業関係人口の拡大と地域活性化を目指す。
大学や高専で小中高生が探究活動…未来の科学技術人材を育成「STELLAプログラム」北海道・東北・北陸エリアまとめ
科学技術振興機構(JST)が推進する次世代科学技術チャレンジプログラム(STELLA(ステラ)プログラム)は、理数系分野に高い意欲・能力をもつ小中高生を対象に、大学等での講義や実験、最先端施設の見学等、高度な探究活動の機会を提供するプログラム。北海道・東北・北陸エリアで行われているプログラムを紹介する。
JTB、中高生向け宇宙×キャリア体験を開始…TeNQで探究学習
JTBは2026年9月15日、東京ドームが運営する宇宙体感施設「Space Travelium TeNQ」の協力のもと、中高生向け探究・キャリア学習プログラム「ココロ動かす宇宙×キャリア体験 in Space Travelium TeNQ」の提供を開始すると発表した。
子供関連ビジネス、2.9%増の11兆1,647億円…拡大維持
矢野経済研究所は2026年9月10日、2025年度の子ども関連ビジネス市場に関する調査の概況を公開した。市場規模は、事業者売上高ベース(一部は興行収入ベース)で前年度比2.9%増の11兆1,647億円と推計。娯楽用品・レジャー分野、保育関連サービス分野が拡大しているという。
日本旅行ら、人工衛星ものづくり現場体験プログラムを全国展開
NECスペーステクノロジーと日本旅行は、宇宙産業を題材としたSTEAM教育・探究学習の推進を目的とした業務委託契約を締結した。日本旅行が学校向けに開発した探究体験プログラム「ミライ塾」において、人工衛星開発の最前線を学ぶ「人工衛星ものづくり現場体験プログラム」を2026年10月から提供する。







