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TAO導入事例紹介「大学院入試DXセミナー」5/27

 TAOは2025年5月27日、大学院入試の「紙・コスト・マンパワー」に関する課題を解決するためのオンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」を開催する。対象は、大学院入試のDXを検討している入試関係者。参加無料。事前申込制。

イベント 教員
オンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」
  • オンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」
  • 大学院入試方式の状況(TAO調べ、2025年4月1日)
  • TAO(The Admissions Office)

 TAOは2025年5月27日、大学院入試の「紙・コスト・マンパワー」に関する課題を解決するためのオンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」を開催する。対象は、大学院入試のDXを検討している入試関係者。参加無料。事前申込制。

 日本の大学が直面する18歳人口の減少という課題に対し、外国人留学生の獲得が重要視されているが、日本の大学院入試は海外と比べて複雑で、紙を用いた出願が全体の7割を占めており、志願者にとっての負担が大きい。また、大学職員にとっても入試業務の負担が重く、特に海外からの志願者とのやりとりには多大なコストがかかっている。システム導入済みの大学でも、学部で利用しているシステムを部分的に流用しているため、本来のDXとはかけ離れた運用が行われているのが現状だ。

 今回のオンラインセミナー「大学院入試DXの最前線」では、これらの問題を解決するため、実績をもとにした解決策を紹介する。対象は、大学院入試のDXを検討している入試関係者を対象。ペーパーベースの出願処理、煩雑な書類準備、人手不足、コスト増など、現場が抱える課題をDXでどう解決できるのか、世界標準入試システム「TAO(The Admissions Office)」の導入事例を通じて、大学院入試のDX化に向けた具体的な手法を学ぶことができる。

 たとえば、東北大学ではTAOを利用した入試改革を進めており、海外からの出願者の増加だけでなく、1つの募集方式での業務時間を約50時間削減することに成功した。セミナーでは、このような事例をもとにDXのポイントが説明されるという。

 TAOは、願書提出から選考書類の提出、合格発表までを一括管理できるシステムで、世界の大学が採用している「オンラインアプリケーション」と呼ばれるシステムに類似している。今後、TAOは生成AI関連の特許技術と約40年にわたる人財育成のナレッジを活用し、大学の求める人財像と志願者の志をマッチングする新しい入試モデルの構築を検討している。また、各大学と連携してフォームの共通化や利便性を高める機能開発を行い、アジアの大学のための入試コンソーシアムを形成する予定だ。

 TAOのサービス提供校は、2025年5月現在、桜美林大学、関西学院大学、九州大学、京都外国語大学、京都先端科学大学、慶應義塾大学、国士舘大学、芝浦工業大学、創価大学、総合研究大学院大学、デジタルハリウッド大学、東京大学(グローバル教育センター)、東北大学、法政大学、北海道大学、立命館大学、龍谷大学、早稲田大学。 

◆大学院入試DXの最前線
日時:2025年5月27日(火)16:00~17:00
形式:オンライン
対象:大学院入試のDXを検討している入試関係者
参加費:無料
申込方法:申込フォームより事前に申し込む

《風巻塔子》

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