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補助金活用「プログラミング教育実証校」募集…6月初旬締切

 ジャパン・トゥエンティワン(J21)は2023年5月11日、経済産業省の「探究的な学び支援補助金」を活用した実証事業にあたり、学校等教育機関の募集を開始すると発表した。実証事業では、プログラミング学習教材「コードモンキー」を無償利用できる。申請締切は6月初旬。

教材・サービス 授業
教材例:ブロック言語で基礎を学ぶ
  • 教材例:ブロック言語で基礎を学ぶ
  • 教材例:簡単な記号で基礎を学ぶ
  • Python言語で基礎を学ぶ
  • 簡易な英語テキスト言語で基礎を学ぶ
  • 教員用ダッシュボード1
  • 教員用ダッシュボード2
  • 算数×プログラミング
  • 物理エンジンを使ったゲームを作成

 ジャパン・トゥエンティワン(J21)は2023年5月11日、経済産業省の「探究的な学び支援補助金」を活用した実証事業にあたり、学校等教育機関の募集を開始すると発表した。実証事業では、プログラミング学習教材「コードモンキー」を無償利用できる。申請締切は6月初旬。

 「コードモンキー」は、2014年にイスラエルで設立されたスタートアップ「コードモンキー・スタジオ」が開発、J21が国内販売を行っている課題達成型のプログラミング教材。ブロック言語や英語テキスト言語等で基礎を学び、物理エンジンを使ったゲームを作成したり、「算数×プログラミング」「Python言語でチャットボットを作成」等、学習レベルにあわせた複数の教材がある。

 2022年度は「EdTech導入補助金2022」の交付を受け、2自治体、18校の約3,500名の児童・生徒が「コードモンキー」を利用したプログラミング学習を体験しているという。

 今回活用する「探究的な学び支援補助金」は、学校等教育機関における探究学習等の高度化を推進すべく、探究学習や情報活用能力育成に資するサービスを提供する事業者に対し、事業費等に要する経費の一部を補助する経済産業省の事業。ジャパン・トゥエンティワンは、同補助金(令和4年度第2次補正予算 探究的学習関連サービス等利活用促進事業費補助金)の「探究的な学び支援事業者」として採択されている。

 対象は、学校教育法第一条に定める学校(幼稚園・大学を除く)の他、高等専修学校、教育支援センター(適応指導教室)、一定の基準を満たすフリースクール、文部科学大臣の認定を受けた在外教育施設。

 交付決定日から2023年12月28日までの期間中、プログラミング学習教材「コードモンキー」シリーズを無償で利用することができる。利用にはインターネット接続されているPCのブラウザやタブレット等が必要となる(コースにより異なる)。

 補助金の申請は、導入実証校として協力に合意後、J21より行う。申請が受理されない可能性もあるという。詳細は、「探究的な学び支援補助金 お問い合わせ」フォームから問い合わせる。

◆探究的な学び支援補助金スケジュール
交付申請締切:2023年6月初旬(初回、最終回は2023年7月下旬を予定)
交付決定:2023年6月中旬(初回、以降2回予定)
事業実施期間:交付決定日~2023年12月28日
実績報告期間:2023年11月中旬~2024年1月上旬予定
効果報告レポート:2024年1月中旬提出予定

《川端珠紀》

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