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「未来の教室」ビジョン2.0の実現、カタリバ等5事業を採択

 経済産業省は2022年10月20日、「未来の教室」実証事業のテーマC「未来の教室 ビジョン2.0の実現」の公募において、IGSや地域・教育魅力化プラットフォーム、先生の幸せ研究所、カタリバが実施する5事業の採択を発表した。

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 経済産業省は2022年10月20日、「未来の教室」実証事業のテーマC「未来の教室 ビジョン2.0の実現」の公募において、IGSや地域・教育魅力化プラットフォーム、先生の幸せ研究所、カタリバが実施する5事業の採択を発表した。

 「未来の教室」とは、デジタル技術を活用した新たな教育プログラム開発や学習環境構築等を実証するための経済産業省の事業。「学びのSTEAM化」「学びの自律化・個別最適化」「新しい学習基盤づくり」の3つの柱を掲げ、9つの課題と対するアクションを提言している。

 2022年度「未来の教室」実証事業では2022年7月13日~27日の期間、民間事業者やNPO等を対象に、「『未来の教室』ビジョン2.0の実現」に関するテーマCを公募。「新しい全日制」「場の選択肢の拡充」「そもそも論・目的と手段から話せる職員室」「探究活動と知識・技能の習得の接続」「探究のパフォーマンス評価の方法」等のサブテーマを設け提案を募った。

 今回採択が決定したのは、IGS(Institution for a Global Society)、地域・教育魅力化プラットフォーム、先生の幸せ研究所、カタリバの4事業者が提案した5つの事業提案。このうち、カタリバでは2021年度に引き続き、ルールメイカー育成プロジェクトと、シェア型オンライン教育支援センター「room-K」が採択された。「room-K」では、メタバース上の教室で不登校児を支援する取組みを行っており、「未来の教室」実証事業を通じてさらなる開発を進めていく。


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《川端珠紀》

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