学校教育向けのICT活用を支援するチエルは、オンライン授業支援・語学学習支援システム「CaLabo MX(キャラボ エムエックス)」を対象製品とした、EdTech導入補助金の実証自治体および学校の募集を開始した。 EdTech導入補助金とは、EdTechに対応したクラウドサービスを提供する事業者に対する、経済産業省の補助金制度のこと。EdTech (AIや動画、オンライン会話等のデジタル技術を活用した教育技法)に対応したクラウドサービスを国公立・私立の小中高等学校と高等専門学校がトライアルで利用する際に活用することができる。各教育機関は、EdTech2022に申し込むと2022年5月中旬(最短の場合)より2023年3月31日まで、EdTechツールを無料で利用することができる。 「CaLabo MX」は、教師の授業運営を円滑に支援しながら、学習者の英語学習をサポートするシステム。普通教室での授業やオンライン授業でも、PC教室と同じように生徒のパソコンの画面の状況を確認しながら授業をすることができる。 また、「CaLabo MX」は「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能に対応した学習支援機能が充実しているが、中でも特にこれまで評価に手間がかかっていた「話す」「書く」について、自動採点機能を搭載。成績管理の負担を軽減することができる。 さらに、時事ニュース英語やプレゼンテーション用フレーズ集等のコンテンツがプリセットされているので、宿題の素材や自己学習の教材としても利用することができる。また、教科書に出てくるフレーズを自動で音声ファイルに変換、必修単語のリストから自動で単語テストを作成する等、教科書の内容にあわせた教材の作成も可能だ。 なお、チエルでは2022年4月11日、「CaLabo MX」の活用方法についてのオンラインセミナーを開催する。対象は、各都道府県および市区町村の教育委員会、全国の学校現場の教員。申込みはWebサイトより。◆EdTech導入補助金対象製品「CaLabo MX」紹介セミナー日時:2022年4月11日(月)15:00~16:00対象:都道府県および市区町村の教育委員会、全国の学校現場の教員申込方法:Webサイトより申し込む