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【大学受験2021】受験生が利用した外検、9割以上が「英検」

 旺文社教育情報センターは2021年7月12日、2021年一般入試で英語の外部検定(外検)を利用した大学に対し、実際に受験生が利用した外検を調査した結果を発表。外検を利用した受験生の92.2%が「英検」を利用していたことが明らかになった。

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受験生が利用した外検 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外検 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 各外検が入試で「利用可」とされている割合 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外部検定 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外部検定 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外部検定 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外部検定 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
  • 受験生が利用した外部検定 (c) 2021 旺文社 教育情報センター
 旺文社教育情報センターは2021年7月12日、2021年一般入試で英語の外部検定(外検)を利用した大学に対し、実際に受験生が利用した外検を調査した結果を発表。外検を利用した受験生の92.2%が「英検」を利用していたことが明らかになった。

 調査は、2021年一般入試で外検利用した国公私立234大学を対象に実施し、131校の有効回答を得た。調査時期は2021年3月~5月。

 外検利用者を100とした場合の各外検利用者の割合は、「英検」92.2%、「GTEC」3.8%、「TEAP」3.0%、「IELTS」0.6%、「TOEFL」0.2%、「TOEIC」0.1%、「ケンブリッジ」0%、「その他」0%。

 旺文社教育情報センターは、受験生が外検を選ぶポイントとして、「国産の外検」「検定料が安い」「試験会場が近い」「多くの大学で利用できる」の4点をあげている。英検はこれらに加え、S-CBTは原則、毎週土日に受検が可能なことから、こうした「受けやすさ」が英検に集中した要因と分析している。

 各外検が入試で「利用可」とされている割合(2021年入試)は、一般入試が「英検」97%、「GTEC CBT」93%、「TEAP」88%、「IELTS」「TOEFL」各82%、「GTEC」80%、「TOEIC」「TEAP CBT」各68%、「ケンブリッジ」66%。総合型・推薦型入試が「英検」98%、「GTEC CBT」85%、「TOEIC」82%、「GTEC」79%、「TOEFL」76%、「IELTS」65%、「TEAP」65%、「ケンブリッジ」58%、「TEAP CBT」54%。

 各大学の受験生が利用した外部検定の割合(2021年一般入試)をみると、法政大学が「英検」88.8%、「TEAP」6.7%、「GTEC」0.3%、「TOEFL」0.9%、「TOEIC」0.1%、「IELTS」3.2%、「ケンブリッジ」0%。東洋大学が「英検」95.6%、「TEAP」4.0%、「GTEC」0.1%、「IELTS」0.3%。

 すべての調査結果は、旺文社教育情報センターWebサイトにて確認できる。
《桑田あや》

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