
【全国学力テスト】理数「得意」に男女差…上位層で顕著
算数・数学、理科の平均正答率・スコアに大きな男女差がみられない一方、「得意」と考える割合は女子のほうが男子より少ないことが2025年7月31日、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果から明らかになった。理数の勉強が「得意でない」と考える児童生徒の男女差は、学力上位層で顕著にみられた。

全国学力テストの結果公表、大学入試の動向分析…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年7月28日~8月1日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。全国学力テスト・数学の図形証明は無解答率3割超、旺文社による2026年の大学入試動向分析&2025年一般選抜結果などのニュースがあった。また、8月4日以降に開催されるイベントを12件紹介する。

LINEみらい財団「GIGAワークブック活用セミナー」8/20
2025年7月30日、LINEみらい財団は、情報モラルと情報活用力の育成を目的とした「GIGAワークブック」の2026年度版の開発を進めていることを発表した。新たに自主学習コンテンツの追加が予定されており、教員の運用をサポートするツール群も拡充される。8月20日は、セミナーが開催される。

オンラインイベント「自己調整学習」「自由進度学習」8月
2025年8月24日、オンラインで「シン・自己調整学習~理解を『深』めて『真』の自己調整学習を目指そう」、8月27日「『対話する教室』の自由進度学習ー自己調整力を高める授業ー」というイベントが開催される。参加費無料。事前申込制。

約80社出展「第10回関西教育ICT展」8/7-8
西日本最大級の教育ICT展示会「第10回関西教育ICT展」が2025年8月7日~ 8日の2日間、大阪南港のインテックス大阪にて開催される。今回のテーマは「DXで推進するみらいの教育」。現在、公式Webサイトで事前来場者登録およびセミナー聴講登録を受け付けている。

学校給食表彰36件、学校・調理場・個人功労者を決定
文部科学省は2025年7月29日、2025年度(令和7年度)学校給食表彰の被表彰者を公表した。優秀な成果をあげたと認められたのは、横浜市立都田西小など全国の小中学校9校のほか、共同調理場5場、個人功労者22名の計36件。表彰は8月5日、茨城県で行われる。

大学定員に特例、改定案パブコメ開始…文科相7/29会見
あべ文部科学大臣は2025年7月29日、記者会見を行い、優秀な留学生の獲得に向け、大学の収容定員を緩和する改正案を公表し、25日からパブリックコメントの実施を開始したと発表した。

北海道、期限付教員希望者向け説明会8-12月…宗谷・後志も
北海道教育委員会は2025年8月から12月にかけて、期限付教員希望者向け説明会をオンライン開催する。登録を検討している人や、ペーパーティーチャーなどに向け、処遇や待遇、登録方法などについて伝える。事前申込不要。また、教育局主催の同内容説明会を、宗谷管内、後志管内でも開催する。

不登校生の進路選択「通信制高校入試と学び」8/19
城南進学研究社は2025年8月19日、「通信制高校入試とその後の学び~不登校生の進路選択を支えるために~」をオンラインで開催する。一般的な通信制高校の入試情報から不登校児向けの入学前準備までをカバーし、学校教員や教育関係者を対象としている。参加無料。

利島村教委と国際エデュテイメント協会が連携…ICT活用や地域探究
国際エデュテイメント協会は2025年7月29日、東京都利島村教育委員会と2025年度の包括的なICT活用支援や地域魅力化等の業務を受託したことを公表した。利島村の学び促進を目的とした有効的なICT活用や教育観のアップデートに加え、教育をきっかけに地域の魅力発信について伴走支援する。

不登校支援にメタバース活用「実践事例セミナー」8/21
NPO法人eboardは2025年8月21日、「メタバース×不登校支援実践事例セミナー」をオンラインで開催する。自治体の教育委員会や教員、フリースクールの関係者を対象に、不登校支援におけるメタバースの活用事例や導入・運用の工夫について、実践者からの講演を通じて学ぶ機会を提供する。

大阪市教員採用1次選考、1,211人が合格…実質倍率1.4倍
大阪市教育委員会は2025年7月29日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト選考(第1次選考)の結果を公表した。大学3年次を除く、第1次選考の受験者数は1,639人、合格者数は1,211人。実質倍率は1.4倍で近年、低下が続く。

広島県・市の教員採用1次試験2,068人が受験…合否は8/1
広島県教育委員会・広島市教育委員会は2025年7月28日、2026年度(令和8年度)広島県・広島市公立学校教員採用候補者選考の第1次選考試験の受験者数を公表した。志願者数2,298人のうち、受験者数は2,068人で、受験率は前年度比1.9ポイント減の90.0%となった。

滋賀県、他自治体の現職教員対象「秋選考」出願開始
滋賀県教育委員会は2025年7月25日、2026年度(令和8年度)滋賀県公立学校教員採用選考試験「秋選考」実施要項を公表し、同日出願受付を開始した。県外自治体の現職教員を対象に8月29日午後5時まで申込みを受け付ける。

埼玉県の教員採用、大学3年生チャレンジ選考1,230人通過
埼玉県教育委員会は2024年7月28日、2026年度採用(2025年度実施)埼玉県公立学校教員採用選考試験「大学3年生チャレンジ選考」の結果を公表した。受験者1,470人の83.7%にあたる1,230人が選考を通過した。選考通過者は2026年度実施の第1次試験のうち、一般教養・教職科目が免除となる。

小学校体育の特別非常勤講師、追加募集…東京都8/4まで
東京都教育委員会は2025年7月28日、都内公立小学校で体育の授業を行う特別非常勤講師(候補者)の追加募集について発表した。対象は小学校教員免許を有しない人。採用前には指導力養成講座の受講が必要となる。講座の定員は若干名。申込締切は8月4日。