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青森県の教員採用、志願倍率3.0倍…高校以外で応募者減

 青森県教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。応募者数は全体で前年度比44人減の954人、志願倍率は前年度比0.3ポイント減の3.0倍。応募者数は高等学校のみ増加した。

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令和8年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況等について
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  • 令和8年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験、志願倍率
  • 特別選考の応募状況
  • 試験日程等

 青森県教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。応募者数は全体で前年度比44人減の954人、志願倍率は前年度比0.3ポイント減の3.0倍。応募者数は高等学校のみ増加した。

 2026年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験は、4月4日から5月12日まで出願を受け付けた。採用見込者数315人に対し、応募者数は前年度比44人減の954人。全体の志願倍率は3.0倍。前年度の3.3倍から0.3ポイント低下した。

 校種別の応募状況をみると、小学校は採用見込者数140人に対し応募者数186人、倍率1.3倍。中学校は採用見込者数95人に対し応募者数289人、倍率3.0倍。高等学校は採用見込者数40人に対し応募者数298人、倍率7.5倍。特別支援学校は採用見込者数35人に対し応募者数81人、倍率2.3倍。養護教諭は採用見込者数5人に対し応募者数90人、倍率18.0倍。栄養教諭は、若干名の採用見込者数に対し、10人の応募があった。

 前年度と比較すると、応募者数は高等学校のみ15人増加したが、倍率は0.6ポイント下降。倍率が上昇したのは、養護教諭のみで、前年度の9.8倍から8.2ポイント上昇した。

 全志願者のうち、特別選考の応募者は、スポーツ特別選考9人、障害者特別選考1人、社会人特別選考1人、幼稚園教諭特別選考10人だった。

 今後、第一次試験の筆記試験を7月12日に実施し、8月8日に結果を通知予定。第二次試験は8月30日と31日に面接(集団討論・個人面接)と実技試験(一部の受験者)を行い、最終結果を9月末に通知予定。

《川端珠紀》

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