
外国人の子供1,097人が不就学…文科省2024年度調査結果
国内の小中学校や外国人学校に通っていない「不就学」の外国人の子供が2024年5月時点で1,097人いることが2025年10月2日、文部科学省の調査結果で明らかになった。「就学状況把握できず」などを含めると、8,432人に不就学の可能性があるという。

北海道公立高の配置計画が正式決定…2026年度に10校で学級増
北海道教育委員会は2025年10月2日、「公立高等学校配置計画(2026年度~2028年度)」を公表した。先に発表した計画案からさらに検討を重ね、学級減や再編統合、募集停止などの計画変更に加え、新たに2026年度に10校で学級増を行うことなどが追加されている。

東京都教員採用、最終倍率1.8倍…5年ぶりに受験者9,000人台
東京都教育委員会は2025年9月30日、2025年度(令和7年度)東京都公立学校教員採用候補者選考(2026年度採用)の結果を公表した。受験者数9,099人に対し合格者は4,982人、受験倍率は1.8倍。受験者数は3年連続増、倍率も2年連続で微増した。

映画「すみっコぐらし」タイアップ、教師の人事評価制度など…文科相9/30会見
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年9月30日の記者会見で、グローバル卓越人材招へい研究大学強化事業(EXPERT-J)の採択大学決定、教育・文化週間での「映画 すみっコぐらし」とのタイアップなどを報告した。通学路の安全確保、教師の人事評価制度などについても語った。

「学校給食での地場産物活用ガイド」公表…文科省
文部科学省は2025年9月30日、「スモールステップからはじめる学校給食での地場産物等活用のためのガイドブック」を公表した。学校給食に地場産物を取り入れるための工夫やポイントをまとめたもので、各学校や自治体が小さな取組みから段階的に実践できるよう、先行事例とともに紹介している。

AI時代をリードする「Leader Series Japan 2025」渋谷10/16
Google for Educationは2025年10月16日、教育界のリーダー層を対象としたイベント「Leader Series Japan 2025」を東京都渋谷区のGoogle渋谷オフィスで開催する。事前申込制で参加無料。申込締切は10月7日午後5時まで。

東京都「次世代校務DXプロジェクト」始動…全区市町村のシステムを共通化
東京都教育委員会は2025年10月1日、デジタルの力で教員の働き方改革を加速するため、全国最大規模の「次世代校務DXプロジェクト」を始動すると発表した。公立小中学校等の情報を管理する統合型校務支援システムを都内全区市町村で共通化し、2028年度以降順次、導入する。

サイボウズ「不登校支援アプリ」自治体やフリースクールへ無償提供
サイボウズは2025年8月、「ソーシャルデザインラボ」において自治体・教育委員会向けおよびフリースクール向けの2種類のkintoneアプリパックを無償で提供開始した。自治体や教育委員会は保護者からの不登校相談をオンラインで受け付け、フリースクールでは日々の運営を効率化する仕組みが導入できる。

ベネッセ「学校現場のコミュニケーション術」青学・原晋監督講演10/24
ベネッセは、2025年10月24日午後6時より、青山学院大学 地球社会共生学部 教授であり陸上競技部監督の原晋氏を講師に迎え、「学校現場のコミュニケーション術」をテーマにした無料ウェビナーを開催する。同ウェビナーは、ベネッセが行う秋の特別企画の一環で、小中学校の先生を対象にしている。

高知県、第2回現職・元職教員特別選考…10/10から出願受付
高知県教育委員会は2025年9月30日、2026年度(2025年度実施)高知県公立学校教員採用候補者選考審査のうち、第2回「現職・元職教員特別選考」の実施要項を発表した。受付期間は10月10日から11月28日まで。オンラインによる面接審査(口頭試問を含む)と提出書類で選考する。

富山県「とやまUIJ現職教員選考」若干名募集
富山県教育委員会は2025年9月26日、2026年度(令和8年度)富山県公立学校教員採用選考検査の特別選考「とやまUIJ現職教員選考」の実施について公表した。対象は他県の現職教員。検査実施日は12月28日。出願受付は10月20日から11月25日。電子申請にて出願する。

岡山県、現職教諭対象「秋選考」出願10/21まで
岡山県教育委員会は2025年9月29日、2026年度(令和8年度)岡山県公立学校教員採用候補者選考試験(秋選考)の実施要項を公表し、同日より出願受付を開始した。出願締切は10月21日午後5時。

青森県の教員採用試験、最終競争率2.5倍…366人が合格
青森県教育委員会は2025年9月30日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の第2次試験通過者(採用候補者)を発表した。一般選考・特別選考の最終競争率は前年度比0.3ポイント減の2.5倍。養護教諭を除く全校種の競争率が低下した。

学校給食の安定的な運営へ、文科省が留意事項を整理
文部科学省は2025年9月16日、学校給食の安定的な運営に向けた取組みの推進について、全国の教育委員会などに通知を出した。事業者の選定や契約のあり方などに関する留意事項を整理し、物価上昇などを踏まえた適切な契約変更への取組みを求めている。

埼玉県、教員採用1,779人が最終合格…倍率2.6倍
埼玉県教育委員会は2025年9月30日、2026年度(令和8年度)埼玉県公立学校教員採用選考2次試験の合格者を発表した。最終合格者は1,779人、最終倍率は前年度同様の2.6倍となった。

北海道の教員採用、最終倍率2.0倍…札幌市3.7倍
北海道と札幌市の両教育委員会は2025年9月26日、2026年度(令和8年度)北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考検査の第2次検査合格者を発表した。最終合格者数は北海道1,136人・札幌市343人。倍率は北海道2.0倍・札幌市3.7倍となった。