
東北大「国際卓越研究大学」認定へ、未来の教室公募…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年6月10日~6月14日)公開された記事には、東北大「国際卓越研究大学」第1号、未来の教室「教育イノベーター支援プログラム」公募などのニュースがあった。また、2024年7月20日以降に開催されるイベント4件を紹介する。

図書館と書店等の連携…文科省が実践事例集を公開
文部科学省は2024年6月、「図書館・書店等連携実践事例集」を公開した。子供や住民の読書環境づくりのため、図書館が地域の書店、出版社などと連携して展開する51事例を取り上げ、写真やデータ入りで紹介している。

中学校英語スピーキングテスト、中1生86.2%目標レベル到達
東京都教育委員会は2024年6月13日、2023年度(令和5年度)「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 1・2)」の実施状況を公表した。受験者数は中学1~2年生あわせ13万4,878人。中学1年生(Y1)の86.2%、中学2年生(Y2)の73.5%が各テストの目標レベル以上と評価さ…

埼玉県の教員採用、倍率3.0倍…大学3年選考に1,339人志願
埼玉県は2024年6月14日、2025年度(令和7年度)採用の埼玉県公立学校教員採用選考試験の志願状況を発表した。全志願者数は4,997人で、倍率は前年度比0.2ポイント減の3.0倍。新設の大学3年生チャレンジ選考には1,339人が志願者した。

岡山県の教員採用、出願倍率4.0倍…大学3年次選考に343人
岡山県教育委員会は2024年6月14日、2025年度(令和7年度)岡山県公立学校教員採用候補者選考試験の出願状況を公表した。出願者総数は前年度より171人少ない1,635人で、出願倍率は4.0倍。初実施する「大学3年次等チャレンジ選考」には343人が出願した。

教師の環境整備「審議まとめ」意見募集6/28まで
文部科学省は2024年6月14日、「令和の日本型学校教育」を担う質の高い教師の確保のための環境整備に関する総合的な方策(審議のまとめ)について、意見募集を開始した。専用の意見募集フォームより6月28日まで受け付ける。

内田洋行、横浜市の全小中学校496校に学習支援システム構築
内田洋行は2024年6月13日、神奈川県横浜市の市立小中・義務教育・特別支援学校496校で学習支援システム「横浜St☆dy Navi(横浜スタディナビ)」の運用を6月より開始すると発表した。26万人の児童生徒、2万人の教職員が活用する全国最大規模のシステム構築事例となる。

高校生が主役、企業がコーチ…産学官「ひろしまAI部」スタート
広島県は、高校生を対象としたテクノロジー人材育成教育プログラム「ひろしまAI部」を2024年度より開始する。開始に伴い、2024年6月13日に産学官で構成する「ひろしまAI部運営コンソーシアム」の発足式を開催。6月25日より本格的に活動をスタートさせる。

新潟県の教員採用…1,008人出願、前年度比188人減
新潟県教育委員会は2024年6月12日、2025年度(2024年度実施)新潟県公立学校教員採用選考検査の出願状況を公表した。出願者総数は1,008人で、前年度より188人減少。今回初めて実施する大学3年時特別選考(小学校教諭)には40人程度の採用予定に対し、44人が出願した。

千葉県の教員採用…志願倍率2.4倍、ちば夢に1,386人応募
千葉県教育委員会は2024年6月12日、2025年度(令和7年度)千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の志願状況を公表した。2025年度採用の応募者は4,560人、志願倍率は前年度比0.5ポイント減の2.4倍。大学3年次等対象の「ちば夢チャレンジ特別選考」には前年度のほぼ倍となる1,386人が応募した。

北海道、道立高・特別支援学校の臨時教職員を募集
北海道教育委員会は、2024年6月16日以降に配属する道立の高校・特別支援学校の臨時教職員の募集をWebサイトに掲載している。募集職種は、教諭、時間講師、実習助手、寄宿舎指導員。履歴書の郵送とWeb登録は随時受付中。

町田市×玉川大「ペーパーティーチャー研修」7/20
町田市教育委員会は2024年7月20日、教職員支援機構玉川大学センターと共催で「ペーパーティーチャー研修」を開催する。教員免許状を保有しているものの、現場から遠ざかっている人や教員経験のない人が対象。定員は先着20人。申込みは6月20日午前8時半からWebフォームにて受け付ける。

横浜市の教員採用…2,623人出願、倍率3.1倍
横浜市教育委員会は2024年6月12日、2024年度実施 横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。大学3年生チャレンジ推薦特別選考を除く応募者は2,623人で、応募倍率は前年度比0.5ポイント減の3.1倍。一方、小学校の教科分担制に向け新設した併願制度は音楽に75%が希望するなど好調なスタートを切った。

長野県教員採用の志願者減、小中特別支援枠で前年度比96.3%
長野県教育委員会は2024年6月11日、2025年度(令和7年度)長野県公立学校教員採用選考の申込状況を公表した。2025年度は新たに小中学校の出願に併願を導入するなどの対策を講じたが、小・中・特別支援学校の志願者数は1,427人で前年度より55人減少する結果となった。

山形県の教員採用…814人出願、3年ぶりに増加
山形県教育委員会は2024年6月11日、2025年度採用 山形県公立学校教員選考試験の志願者数を公表した。志願者数は814人で、過去5年で最少だった前年度を32人上回った。新設した大学3年次特別選考には69人が志願している。

AI型教材「キュビナ」無償利用の自治体募集
COMPASSは2024年6月10日、学習eポータル+AI型教材「キュビナ」の新規利用自治体の募集を開始した。「キュビナの働き方改革支援実証」実施にともなうもので、2024年8月~2025年3月末の期間中、無償で「キュビナ」を利用できる。