北海道教育委員会は道内の高校や特別支援学校の教員が出産や育児、病気などで休暇や休職を取得する場合に後任となる臨時教員を募集している。2025年4月16日時点の募集職種は教諭、実習助手、寄宿舎指導員。履歴書の郵送およびWeb登録は随時受付中。
採用予定職種と人数は、高等学校教諭が英語5名、国語3名、数学2名、理科1名、商業2名、工業2名、家庭4名、看護3名、美術1名。このほか、高等学校では実習助手2名、特別支援学校では小中学部教諭5名、高等部教諭4名、寄宿舎指導員2名を募集している。
応募資格は校種、職種に応じた教育職員免許状を所有する人で、地方公務員法第16条および学校教育法第9条の欠落条項・欠落事由に該当しないことが条件。ただし看護については、教員免許状を所有しない場合でも看護師免許証を所有していれば応募できる。
勤務形態は常勤(任用期限有)とし、学校の正規教員に準じる。勤務時間は週あたり38時間45分。
新規学卒者の給料は、高等学校教諭が修士27万5,484円、大学卒25万8,652円、短大卒25万3,976円。高等学校の実習助手は大学卒25万3,976円、短大卒23万3,188円、高校卒20万9,896円。
特別支援学校教諭は修士28万6,584円、大学卒26万9,735円、短大卒26万4,861円、寄宿舎指導員は大学卒26万4,861円、短大卒24万3,187円、高校卒21万8,891円。なお、この金額は給料、教職調整額、給料の調整額、教員特別手当の合計で、学歴や採用前の経歴などに応じて加算または減額となる場合がある。
年次有給休暇や特別休暇、服務規程などは正規教員に準じる。また、公立学校共済組合に加入するほか、任用に際し住所・住居から勤務校までの旅費が支給される。なお、任用にともない住所・住居を移転した場合は旅費に加え、移転料、扶養親族移転料、着後手当も支給される。
履歴書の郵送およびWeb登録は随時受付中。郵送の場合は、「北海道立学校臨時教員志願書」をダウンロードし、記入のうえ送付する(市販の履歴書に必要事項を記入しても可)。「北海道教育庁代替教職員等応募・任用システム」によるWeb登録は、ログイン後、高等学校または特別支援学校を第1希望として登録する。なお、応募は採用を確約するものではなく、教科の専門性など学校が必要とする条件が合致しない場合は、連絡されない場合もある。