大阪成蹊学園は、大阪府守口市教育委員会と連携協定を2025年6月24日に締結した。この協定は、教職員の資質向上および教員養成の充実を図るとともに、教育上の諸課題に適切に対応することを目的としている。協定の締結により、守口市の教育および大阪成蹊学園における教育・研究の充実、発展が期待される。
締結式には、守口市教育委員会から田中実教育長、原田英和教育監兼教育部長、中西崇介教育部学校教育課長、藤岡幸宏教育部教育総務課主幹が出席した。大阪成蹊学園からは北本暢理事長、石井茂総長、中村佳正大阪成蹊大学学長、岡﨑守夫教育研究支援統括本部長が参加した。
連携内容は、「学校現場のニーズに応える教員養成の推進」「教職員の資質向上のために必要な研修の推進」「大阪成蹊大学・びわこ成蹊スポーツ大学・大阪成蹊短期大学の学生による守口市立学校園の教育活動の支援」「教育上の諸課題に係る研究の実施」「そのほか双方が必要と認めること」である。
大阪成蹊大学は、経営学部、教育学部、芸術学部に加え、2022年に国際観光学部、2023年にデータサイエンス学部と看護学部を開設し、総合大学として成長を続けている。大学では、知識・実践力・品格を育むLCD教育プログラムを実施し、アクティブラーニングやPBL(Project-Based Learning)科目を通じて学生の基礎力を育成している。
この連携協定により、大阪成蹊大学と守口市教育委員会は、教育の質向上と研究の発展に向けた取組みをさらに強化することが期待される。