滋賀県教育委員会は2025年5月28日、2026年度(令和8年度)滋賀県公立学校教員採用選考試験(夏選考)の出願状況を公表した。採用予定数501人に対し、前年度比53人減の1,787人が志願し、倍率は3.6倍となった。一方、大学3年生夢チャレンジ選考には、前年度比165人増の440人が志願した。
2026年度滋賀県公立学校教員採用選考試験は、4月18日から5月14日まで出願を受け付けた。5月28日公表の出願状況によると、志願者数は前年度比53人減の1,787人。採用予定数501人対する志願倍率は3.6倍となった。
教員種別でみると、小学校教員は採用予定数220人に対し、志願者512人、倍率2.3倍。中学校教員は採用予定数140人に対し、志願者587人、倍率4.2倍。高等学校教員は採用予定数84人に対し、志願者394人、倍率4.7倍。特別支援学校教員は採用予定数45人に対し、志願者124人、倍率2.8倍。養護教員は採用予定数11人に対し、志願者147人、倍率13.4倍。栄養教員は採用予定数1人に対し、志願者23人、倍率23.0倍。
前年度の出願状況と比較すると、中学校教員、高等学校教員、養護教員で志願者数、志願倍率いずれも上昇した。一方、小学校教員は志願者数、志願倍率いずれも前年度より下降した。
2025年度夏選考から実施している大学3年生夢チャレンジ選考には、小学校教員160人、中学校教員140人、高等学校教員96人、特別支援学校教員12人、養護教員27人、栄養教員5人の合計440人が志願した。いずれの教員種別でも前年度より志願者数が増加し、全体では165人増となった。
今後は、6月15日に第一次選考の筆記試験を実施し、7月11日に結果を発表する。第二次選考は7月25日から8月中旬までの間の指定する1日または2日間で実施し、9月中旬に結果を発表予定。