大妻女子大学は2025年4月22日、高大連携プログラムの一環として「高大連携プログラム・出張講義」を開催することを公表した。大学教員が高校を訪問し、高校生が大学の講義を体験することで進路選択に役立てることを目的としている。対象は関東・甲信越・静岡の高校。
高大連携プログラムの出張講義は、高校生が興味をもちそうなトピックを設定し、専門的ながらもわかりやすい内容で実施される。大学の講義を体験することで、学びへの理解を深め、将来の進路選択に役立てることができるという。同大学では、すべての学科・専攻で出張講義を行っており、高校の希望分野に沿って教員を派遣する。
2024年度に実施した出張講義では、東京都や千葉県、神奈川県、埼玉県、茨城県などでさまざまなテーマで出張講義が行われた。たとえば、千葉県の私立高校では「コンピュータプログラムを学ぶと脳の構造は変化するか」というテーマのもと、社会情報学部の情報デザイン専攻が講義を担当。
そのほか東京都の都立高校では、家政学部ライフデザイン学科が「インテリアとライフデザイン-『素敵な家』のあり方について」というテーマで講義を行った。
2025年度の出張講義も、家政学部、文学部、社会情報学部、人間共生学部、比較文化学部、データサイエンス学部、短期大学部などの学部・学科や専攻が参加する。プログラムの詳細はWebサイトより確認できる。
出張講義の対象は、原則、関東・甲信越・静岡の高校で、派遣にかかる費用は大学が負担する。講義の実施日は、日曜・祝日、大学の休業日を除く。申込方法は、必要事項をWebサイト内の申込用紙に記載し、申し込む。申込みから検討までに2週間ほど必要で、原則として実施予定日から1か月前までに申し込む。