先週(2024年7月1日~7月5日)公開された記事には、大学図書館デジタル化のロードマップ公開、通学路の交通安全94.4%対策済みなどのニュースがあった。また、2024年7月6日以降に開催されるイベント8件を紹介する。
教育ICT関連
ICT支援員「Web講習会」2024年夏期…初回締切7/12
日本ICT支援員協会は2024年7月1日、夏休み期間中にICT支援員として必須の知識を習得できる「ICT支援員Web講習会ブロンズコース 2024年夏期」の受講者募集を開始した。開講日は7月20日・27日・28日、8月24日・31日、9月1日の6日間。各回、同内容、複数回受講可。受講料は1人あたり7,000円(税込)。
荒川区教育委員会、Microsoft 365 A5とAVDとGIGA端末でもっと子供たちに向きあえる時間を
荒川区教育委員会は先生方の働き方改革や児童・生徒の教育の充実に向け、Microsoft 365 A5とAzure Virtual Desktopによる仮想環境を導入。荒川区教育委員会 事務局学務課 教育事業係 教育事業担当係長の柳生光彦氏にその背景や狙いを聞いた。
キャンペーンは今月末まで開催…リシード学校インターネット回線速度計測ランキング(2024年6月)
リシードでは、全国の教育機関が無料で使用できる「学校インターネット回線速度計測」サービスを提供している。この記事では、2024年6月1日から6月30日までの計測ログより、ダウンロード速度上位を紹介する。
文部科学省関連
大阪・関西万博、産学官連携の加速化事業…東北大など4件採択
文部科学省は2024年7月1日、大阪・関西万博を契機とした大学等を中核とする産学官連携の加速化事業の採択結果を公表した。審査を経て採択されたのは、東北大学、東京藝術大学、信州大学、北海道大学の4大学。
大学図書館デジタル化へ、ロードマップ公開…文科省
文部科学省は2024年7月1日、2030年を目標とした「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて、大学図書館のロードマップを公開した。学術論文などを誰からでも無償でアクセス可能にする「即時オープンアクセス(OA)」は2025年末の義務化を目指す。
文科省「教師の一体的改革推進事業」2次公募、7/22まで
文部科学省は2024年7月1日、2024年度(令和6年度)「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」の2次公募を開始した。対象は都道府県や指定都市・中核市の教育委員会。事業の内容は、教員研修プログラムの開発・検証。7月22日午後3時までに、企画提案書などをメールで提出する。
日本語教員試験、東京など全国8か所で11/17実施
文部科学省は2024年11月17日、2024年度(令和6年度)「日本語教員試験」を関東、近畿など全国8か所で実施する。「日本語教員試験」は、認定日本語教育機関で日本語教育課程を担当する「登録日本語教員」になるために必要な資格試験。
通学路の交通安全、7万6,404か所中94.4%対策済み
文部科学省は2024年6月28日、全国の市町村立小学校の通学路における交通安全の確保に向けた取組状況(3月末時点)を公表した。対策が必要な全国7万6,404か所のうち、対策済みは94.4%にあたる7万2,160か所。残り5.6%については、暫定的な安全対策を講じている。
イベント関連
能登半島地震後のGIGA端末活用と可能性…水曜サロン7/17
ICT CONNECT21は2024年7月17日、石川県能美市教育委員会の亀田香利氏を迎え、第6期第4回水曜サロン「GIGA端末の日常的活用からその先へ~能登半島地震で能美市の子どもたちのとった行動とは?~」をオンライン開催する。参加無料。申込締切は7月17日午後5時。
未来の先生フォーラム「デジタル時代の探究学習アップデート」7/27
未来の先生フォーラムは2024年7月27日、「探究DX-デジタル時代の探究学習アップデート-」をオンライン開催する。参加無料。一般の申込みはPeatixにて受け付ける。
ICT教育の新時代「教科横断学習の実現と非認知能力」7/30
すららネットは2024年7月30日、オンラインセミナー「ICT教育の新時代へ 教科横断学習の実現と非認知能力を育む仕掛けとは」を開催する。ICT教育の現状と今後や教科横断学習の定義と意義、実践例などを紹介する。事前申込制。
【夏休み2024】筑波大、全国高校「探究」キャンプ…申込7/23まで
筑波大学人文社会系は2024年8月1日~20日の期間、高校生と中学・高校教員を対象とした「全国高校『探究』キャンプ in TSUKUBA ONLINE 2024」を開催する。開講ゼミは全20講座。申込みは7月23日までWebサイトの申込フォームにて受け付ける。
教育視察研修「高大連携×探究の現場」参加者募集…桜美林大
桜美林大学は2024年8月9日、社会に開かれた教育の実現のため文部科学省のプログラムと連携した教育視察研修「高大連携×探究の現場とは?」を同大学新宿キャンパスにて開催する。対象は高校・大学などの教育関係者。参加無料。定員100名。先着順。申込期限は7月31日。
ねるねるねるね教材…知育菓子先生授業キャラバン、静岡&東名阪
クラシエ(フーズカンパニー)は2024年7月20日より、「ねるねるねるね」などの知育菓子を使った体験授業「知育菓子先生 授業キャラバン」を静岡・東京・大阪・名古屋にて開催する。対象は未就学児から小学生の子供と保護者、教員。申込みはクラシエのWebサイトにて先着順で受け付ける。
教職員向けセミナー「アンガーマネジメント実践方法」7/18
日本アンガーマネジメント協会が主催する教職員向けオンラインセミナー「先生と生徒のためのアンガーマネジメント実践方法 ~怒りで後悔しないために、上手に怒る技術と向き合う姿勢を身につけよう~」が2024年7月18日に開催される。参加費無料。申込みは7月17日まで。
東京都、公立学校教員採用セミナー「TOKYO教育 Festa!」10/20
東京都教育委員会は2024年10月20日、教員志望者や教職に興味のある人を対象とした東京都公立学校教員採用セミナー2024「TOKYO教育 Festa!」をベルサール渋谷ガーデンで開催する。働き方改革や勤務条件などテーマ別に20種類のブースを設ける。予約は9月2日から。
その他
E判定から東大へ「逆転合格」を決めた受験生の共通点
志望校合格に向けて、1つの指標になるのが模試の合否判定だ。一方、E判定が出ていても、最難関の東大に合格する受験生もいる。そんな逆転合格を果たす人に共通する特徴とは何なのか。駿台予備学校お茶の水校3号館・東大コースの担任を務める堤政文氏と、人気漫画『ドラゴン桜2』の担当編集をつとめ、自身も偏差値35から2浪を経て逆転合格を果たした西岡壱誠氏に話を聞いた。
【夏休み2024】工場見学「明治」全国7施設…ファミリー見学会も
明治は、「なるほど!」と体験できる工場見学「明治なるほどファクトリー」を、北海道、埼玉、大阪など全国の7工場で実施している。乳製品やお菓子の工場で、ものづくりの工程を間近に見て学ぶことができる。夏休みは混雑が予想されるため、早めの予約が必要になる。
大学人気ランキング2024年6月版…近大3位に返り咲き
JSコーポレーションが毎月公表している「大学人気ランキング」。2024年6月30日集計の最新版では、公立5位に「愛知県立大学」、私立3位に「近畿大学」が共に返り咲き、トップ5に動きがみられた。国立大学は11位以降で大きく変動している。