文部科学省は2024年7月1日、2024年度（令和6年度）「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」の2次公募を開始した。対象は都道府県や指定都市・中核市の教育委員会。事業の内容は、教員研修プログラムの開発・検証。7月22日午後3時までに、企画提案書などをメールで提出する。
「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」は、多様性を受容し対応できる組織づくりに向け、教師の資質能力を向上させる効果的な仕組みづくりを目指す文部科学省の委託事業。
今回の公募は「時代の変化等に応じた教師の資質能力の向上に資する効果的な研修等に関する研究」をテーマとした2次公募になる。民間団体が提供する体験的なプログラムを取り入れた、個々の教師が多様性の理解を深める「個別最適な学び」と、ほかの教師との対話や振り返りの機会を確保した「協働的な学び」を通じた教員研修プログラムを開発・検証し、成果報告書を納品する。
対象は都道府県や指定都市・中核市の教育委員会。事業規模（予算）は1件320万円程度。委託期間は、契約締結日～2025年3月31日の間で必要な期間とする。委託先の選定は、客観性・公正性・透明性を担保するため、審査基準に基づき、提出のあった企画提案書について、審査委員会における書類審査を実施する。
企画提案書の提出は、7月22日午後3時（必着）までメールで受け付ける。審査は7月中旬、結果通知は7月下旬、契約締結は8月上旬以降に順次行う。詳細は、文部科学省Webサイトの公募要領で確認できる。
◆2024年度「教師の養成・採用・研修の一体的改革推進事業」2次公募
公募締切：2024年7月22日（月）15:00必着
申請事業の審査：2024年7月中旬（予定）
選定結果の通知：2024年7月下旬（予定）
契約締結：2024年8月上旬以降、順次締結
対象：都道府県、指定都市・中核市の教育委員会
応募方法：メールにて企画提案書を提出
