岡山県教育委員会は2026年2月6日、2026年度(令和8年度)実施の岡山県公立学校教員採用候補者選考試験についておもな変更点等を発表した。外部試験SPI3による特別選考と大学等推薦者を対象とした特別選考を新設する。いずれも第1次試験を免除する制度で、多様な人材の確保を目指す。
外部試験SPI3による特別選考は、小学校教諭と小学校教諭(地域枠)を対象に実施する。2026年3月5日から3月26日午後5時までに岡山県電子申請サービスから申込みを行い、受検依頼メール受信日から2026年5月12日までの間に外部試験SPI3を受検する。一定の基準に達した者は第1次試験を免除する。採用試験への出願は別途、2026年4月中旬から5月中旬に行う必要がある。審査結果は6月中旬の受験番号等発表の際にあわせて発表する。
大学等推薦者を対象とした特別選考は、小学校教諭、中学校教諭(国語、理科、技術、家庭、英語)、高等学校教諭(工業)、特別支援学校教諭を対象に実施する。推薦が可能な大学等は、出願に必要な教諭一種(専修)普通免許状取得のための課程認定を受けている大学、大学院、教職大学院となる。
推薦要件は、岡山県公立学校の教員として勤務することを第1志望とし、2027年4月1日から勤務可能な者、岡山県が求める教員像にふさわしい資質と能力を有し学業成績が優秀な者、採用試験出願時に大学等に在籍し2027年3月31日までに卒業(修了)見込みである者などの全要件を満たす必要がある。また、1967年4月2日以降に生まれた者という年齢制限もある。
推薦人数は、大学は各校種・教科等2名まで、大学院と教職大学院も各校種・教科等2名までとなる。ただし、岡山県教育委員会が指定する大学は別途通知する人数となる。推薦書等の内容を総合的に審査し、特別選考の対象者(第1次試験を免除する者)を決定する。審査結果は6月中旬に大学等へ通知し、被推薦者へは受験番号等発表の際にあわせて発表する。
被推薦希望者は在籍する大学等に対し推薦希望の旨を申し出る必要がある。被推薦者は4月に公表予定の採用試験の実施要項に示す受付期間内に、特別選考で採用試験に出願する必要がある。
このほか、岡山県では民間等のキャリアによる特別選考に中学校「技術」を新設した。出願要件は、民間企業、官公庁(教職以外)において、技術(木材加工、金属加工、機械、電気、栽培、情報等)と関連する職務経験(正規職員に限る)が3年以上の者となる。
また、特別支援学校教諭を対象に、視能訓練士、手話通訳士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のいずれかの資格による加点(特別支援に関する専門試験に10点加点)を追加した。
全校種・職種で第1次試験の個人面接を廃止したことで、一般の受験者の第1次試験の試験内容は、7月4日に実施する筆記試験(教職教養試験、教科専門試験等)のみとなる。
岡山県ではこのほかにも「英語を母語とする者を対象とした特別選考」(第1次試験において筆記試験を免除し特別面接を実施、第2次試験は個人面接と模擬授業のみを実施)や「教職経験者を対象とした特別選考(県外現職教員)」(第1次試験を免除、第2次試験は特別面接のみを実施)などの特別選考もある。
詳細は岡山県Webサイトで確認できる。








