2025年9月29日、IPU・環太平洋大学において、岡山県立東岡山工業高校とIPU・環太平洋大学の教育連携協定が締結された。協定調印式では、東岡山工業高校の藤原亨祐校長と同大学の大橋節子学長が協定書に署名・交換した。この協定は、両校が教育交流を推進し、地域社会に貢献できる優れた人材を育成することを目的としている。
東岡山工業高校は1962年に創立され、これまで1万9,000名を超える卒業生を輩出してきた。現在は、5学科が連携し、水産養殖と水耕栽培を同時に行う「アクアポニックス」などの研究に取り組んでいる。
IPU・環太平洋大学と東岡山工業高校は、以前から大学見学会を実施しており、2025年度からは「岡山市から始める岡山県投票率日本一プロジェクト」を高校生と大学生が共に進めている。
同日、調印式では東岡山工業高校出身の京深璃斗さん(教育経営学科4年)が挨拶をし、将来への思いを語った。
今後、両校は教育や研究に関する情報交換、各種行事やイベントの相互参加・協力を通じ、教員相互の交流を図ることを予定している。IPU・環太平洋大学は地域の高校との教育交流を活性化させ、地域との相互理解を深めていくとしている。