横浜市教育委員会は2026年2月10日、2026年度に実施する横浜市公立学校教員採用候補者選考試験の制度変更を発表した。試験名称を変更するほか、受験者の負担軽減と志願者確保を目的に、模擬授業課題の事前提示や特別選考の対象拡大など、複数の改善を行う。
横浜市の教員採用選考は、2026年度実施試験から試験名称を変更する。2025年度に新設した、春に行う「春チャレンジ選考試験」を「横浜市公立学校教員採用候補者選考試験【春実施】」に、夏に実施する従来型の試験を「同【夏実施】」へと変更する。
あわせて、前年度からの変更点として5つ発表された。第二次試験で行う模擬授業は、テーマ(課題)を受験案内公表時に事前提示する方式へ変更する。試験当日の即時対応を求めていた従来方式を改め、受験準備の負担軽減と受験のしやすさ向上を図る。
夏実施試験では、大学3年生を対象としたチャレンジ推薦特別選考の対象教科を拡大する。新たに中学校・高等学校の国語、数学、理科、美術を加え、小学校、中学校・高等学校(技術、家庭)、特別支援学校とあわせて募集を行う。また、在外教育施設で一定期間勤務した経験者を教職経験者特別選考の対象に追加し、要件を満たす場合は第一次試験を免除する。さらに、中学校・高等学校の美術については実技試験を行わないこととし、評価基準は維持したまま試験負担の軽減を図る。
2026年度実施試験の日程は、春実施試験が2月24日から3月16日に申込受付を行い、第一次試験は4月1日から15日の期間にSPI3にて実施。第二次試験は5月9日または10日のうちの指定日に実施、最終合格発表は6月中旬を予定している。夏実施試験は4月8日から5月11日に申込みを受け付け、第一次試験を7月5日、第二次試験を8月3日から14日のうちの指定日に実施。最終合格発表は、例年より約2週間前倒しし、9月末ごろに行われる予定となっている。受験案内は、春実施試験が2月24日から、夏実施試験が4月6日から横浜市のWebサイトで公開される予定。
なお、2月13日には赤レンガ倉庫にて、横浜の先生と交流を図れるイベント「オープンアカデミア~ミライの先生Fes~」が開催される。学生、教員、一般問わず、横浜の教育に関心を持つ人であれば参加可能。当日会場内ブースでは「教員採用ガイドステーション」を設置し、2026年度実施教員採用試験の最新情報について、担当者が説明する。詳細や申込みは横浜市Webサイトにて確認できる。








