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「未来の教室」サードプレイス創出、学研プラス等5事業者を採択

 経済産業省は2022年9月30日、「未来の教室」実証事業のテーマE「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」の公募において、クロスフィールズ、ウィルドア、エイチラボ、学研プラス、角川ドワンゴ学園の5事業者の採択を発表した。

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  • 2022年度「未来の教室」実証事業(テーマE)の採択結果

 経済産業省は2022年9月30日、「未来の教室」実証事業のテーマE「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」の公募において、クロスフィールズ、ウィルドア、エイチラボ、学研プラス、角川ドワンゴ学園の5事業者の採択を発表した。

 「未来の教室」とは、デジタル技術を活用した新たな教育プログラム開発や学習環境構築等を実証するための経済産業省の事業。「学びのSTEAM化」「学びの自律化・個別最適化」「新しい学習基盤づくり」の3つの柱を掲げ、9つの課題と対するアクションを提言している。

 2022年度「未来の教室」実証事業では8月5日から9月5日の期間、民間事業者やNPO等を対象に「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」に関するテーマEを公募。家庭・学校につぐ第三の場所「サードプレイス」の創出・進化等を目指す事例提案を募り、9月30日に経済産業省のWebサイトにて採択結果を発表した。

 採択されたのは、クロスフィールズ、ウィルドア、エイチラボ、角川ドワンゴ学園、学研プラス(10月1日より株式会社Gakkenに社名を変更)の5事業者。このうち学研プラス(Gakken)は、道の駅等を活用した手仕事体験による不登校傾向の児童生徒の探究的キャリア学習「God Hands プロジェクト」を提案し、採択された。

 なお、今後追加採択を実施する可能性もあり、追加となる場合は経済産業省Webサイトにてあらためて発表する。

《川端珠紀》

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