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つくば市×ライフイズテック、次世代SDGsプログラミング教育創出

 ライフイズテックとつくば市は2020年10月6日、EdTechを活用したICT教育事業連携に関する協定を締結した。市内の学校においてライフイズテックの課題解決型人材を育てる教育や教材を活用し、「次世代SDGsプログラミング教育」の創出を目指す。

事例 企業×学校
ライフイズテックとつくば市による、経済産業省EdTech導入実証事業連携協定締結
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  • ライフイズテックレッスン
 プログラミング教育サービス事業を手がけるライフイズテックとつくば市は2020年10月6日、EdTechを活用したICT教育事業連携に関する協定を締結した。市内の学校においてライフイズテックの課題解決型人材を育てる教育や教材を活用し、「次世代SDGsプログラミング教育」の創出を目指す。

 ライフイズテックとつくば市は、経済産業省EdTech導入実証事業として協定を締結。協定を通じて、地域の身近な課題やSDGs課題など実社会をより良くするためのプログラミング教育推進を目指す。具体的な取組みとして、市内の学校におけるライフイズテックの課題解決型人材を育てる教育や、EdTech教材「ライフイズテックレッスン」の利活用、EdTechを活用したICT環境整備を進める。さらに、創造力を育む教育支援として、教員への授業支援などつくば市における社会課題解決型人材の育成に向けた教育環境の創出をサポートする。

 ライフイズテックレッスンは、つくば市立春日学園義務教育学校、つくば市立高山中学校、つくば市立東小学校、つくば市立吾妻小学校の市内実証校4校を対象に提供。中学校の技術科授業や小学校の総合学習・探究の時間などでプログラミング教育の一環として用いる。10月22日には、つくば市立高山中学校にて「ライフイズテックレッスン」を使った授業の公開も予定している。

 ライフイズテックレッスンは、中学校・高校向けのプログラミング指導教材。新学習指導要領に対応し、プログラミングの知識がなくても画面上の先生役キャラクターのレクチャーですぐに授業の実施が可能。生徒がそれぞれのペースで学習できる個別最適化を実現し、ひとりひとりがコーディングを楽しく学ぶことのできる環境を創出する。導入環境や設定がシンプルで授業準備の手間がかからず、先生向けの授業支援ツールも充実しており、プログラミングの指導経験がない先生からさらに授業を進めたい先生の要望にも対応しているという。
《畑山望》

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